なかなか抜けの良い音ですが、低音が 物足りないかなぁ。でもこのラジカセ、爆発的 ヒット作だったんですよねぇ。 |
表紙 定格 | 系統図 | ||||||||||||||||
展開図1 | 分解要領 | ||||||||||||||||
回路図 | 展開図2 | ||||||||||||||||
展開図3 | プリント基板 | ||||||||||||||||
梱包要項 | ダイヤル駆動図 | ||||||||||||||||
私の当時の愛機はMAC ff (Full-Function)の後期型です。前期型はNATIONAL(大文字)、後期型はNational(N以外小文字)のロゴがダイヤルライト横にありました。 出力は定格で1.3Wでしたか、本機ではΦ10cmスピーカで上位のRQ−550ことMAC FO並でした。前期のカタログでは後発のRQ−540ことMAC GT 同様にスーパーパーマロイLH(Long-life High-dencity:寿命改善型パーマロイ)ヘッドを謳っていながら後期からはカタログから機能落ちしていたのが癪のタネです。 マイクミキシングはソニー以外の大半のメーカーがそうだったようにモニタ音量の調節のみにとどまり、録音レベルまで変えられるものではなかったようです。ただGTは感度調整ボリウムだったと聞きましたので愛川欣也氏のCMのようなDJ的な使い方も出来たかもしれません。 あとHPでも書かれていますが、ミキシング同様ポーズ機構がキャプスタンとピンチローラを解放するタイプではないため、友人の Pro1900の灰色のレバーが羨ましく、後発RQ−545ことMAC FT のデザイン的に馴染まないポーズボタンがねたましく思えたものです。 テープカウンターは特徴的なくぼみの奥まった位置にあり550等の黒字に白のボタンも含め大きいものと比べると使い難かったです。特に550は4万超と高価なモデルで最大の特徴が当時中級以上のカセットデッキ専用機能のメモリーカウンタとMAC BB(RQ444) & JJ(RQ433)以来のオート・リワインド(テープ終了後始端まで巻戻る)の合体技の便利さを誇示していました。ポーズがメカニカルでもない550と448の唯一最大の機能差がここでした。あとはヘッド以外同じみたいなものと言っても過言ではなかったような・・・ ただし、BB、JJ、FOはAR機能ゆえにFFボタンがロックできない仕様になっています。再生と巻き戻しボタンを予め同時ロックする操作構成のためキュー&レビューも成立しない。後の音のMAC(RQ552)がキュー&レビューを採用しつつスイッチ切替で1曲単位の頭出しの音声感知(ミュージックセレクタ)が可能になった事を考えればそれほど有益な機能だったか?です。対するソニーは Pro1900を除くほとんどの機種がキュー&レビューを採用していたのが好対照といえます。 あとは・・・使わなかったオプションとして背面NSBクリスタルとMPX-OUT&STEREO-IN 端子を使ってのステレオ化アダプタを覚えています。高価なことと、どちらも自分では日常的には使わない機能だったため買っていません。まだステレオ聴取が一般的ではなかったですから。 余談ですが家に日立のパディスコ2000なるラジオがありました。(因みにラジカセのTRK-1280はパディスコGFと呼ばれました)内蔵スピーカはモノですが、ステレオ再生可能な入感があるとランプが点灯、任意の周波数で別のFMラジオにLchをとばし自機のRchとでステレオ再生するというものでした。当時MACやCOUGARのオプションだったアダプタはこれを有線でやったものだと思います。 書き出したらキリがなさそうなのでこの辺で筆をおきます。 資料無しで書いていますので間違い等ありましたらご指摘下さい。希望ですがハイファイMACとMAC FO(エフオー)のエントリーを希望します。 (ああ、書いていたら Studio1700 と Pro1900 が互いの機能を並べて張り合う自己主張CMを 思い出してしまいました。名機でしたね、あの2台は。) (追記)
「細かい所では448の発売後にナショナルのICが改められ、448の初期ロットは「NATIONAL」、 448の途中からと545には「National」のロゴが左上部に取り付けられていました。」 |
補修部品価格表です。ただし、販売店渡価格は支障がありそうなので消してあります。
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2017年8月23日juさんからの2種類のナショナルロゴの情報を追加。 |
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