RT2600でございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし 。

またまたマイナーな機種であります。まあ、代表的な機種はあちこちで見かけることができるでしょうから、こういうモノの発掘もまた楽しからずや、でございます。
銀色に円を組み合わせたデザインは、あいかわらず東芝の「銀円フェチ」の面目躍如であります。
AM/FMの2バンドラジカセで、本来は私の興味の対象からは外れてしまうラジカセなのですが、2つのビッグな特徴を持っていることから取りあげてみました。その特徴とは・・・・(テレビ番組だったらここでひっぱってCMに入るのである)。
斜め上から見たところです。スイッチの数が少ないです。空想冒険電動活劇的少年達からすれば物足りない。
「オレのラジカセのスイッチの数は全部で18個あるぞ」
「ボクのは17個、でオマエのは?」
「・・・・エーンエーン(走り去る)」
ってなもんで、悲しくてやりきれない、でございます。
テープ操作系のスイッチは東芝特有の色使い。青と赤が綺麗です。
ビッグな特徴って何なの?と興奮を隠せないアナタ、いま暫くお待ちくださいませ。チャンネルはそのままネ。
この機種、メーターがありませんぞ。その代わりにバッテリーチェックとチューニングの発光ダイオードのインジケータがついています。
いやあ、綺麗ですね、東芝のボタンは。ソニーのしっとりなめらかな押し味とは全く異なるガチャガチャのメカ感は、ああ、鉄と鉄がぶつかりあっている。金属衝突フェチにはこたえられません(んなアホな)。
さあ、お待たせしました。この機種のビッグな2大特徴はこれですぞっ。
ジャーン。テープの使用時間がアナログ時計方式に表示されるテープカウンターです。なんじゃこりゃっ?すごいでしょ。その後この方式が全く普及しなかったことからみても、あまり役に立たなかったのではないかと思われます。だってカセットテープの小窓からだいたいわかるもんネ。普通のデジタル式(3ケタ数字で000みたいに表示されるもの)のほうが「279からコッキーポップが録音されてるとか」わかりやすいもん。これじゃ頭出しできないじゃんネェ。
そして、ビッグな特徴2つ目。
ジャジャーン。
工場名が「TSUGARU」である。
私が東北出身なものですから、「津軽」と書いてあるだけで嬉しいです。津軽ですよ津軽。嬉しいっ。(このラジカセは熊本の方から譲っていただいたのですが)。

「えっ、それだけっ?」って言わないで下さい。
それだけです(ワラ。