松下のRX−5090(ステレオMACムウU)でございます。

のぶあき茶屋ののぶあきさんから送っていただいた画像、ならびコメントです。
本当にありがとうございます。
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私自身は昔からRQ−4050(ステレオMACムウ)に憧れていました。「♪ステレオMACムゥ〜3・9・8(宇崎竜童さん)」です。しかしオークションで見つけても満足いく状態のものって中々ありません。そんな時見つけたのがRX−5090でした。
機能的にはほとんど同じだった事もあって、購入しました。そして、いた様の「初期ラジカセの研究室」で、これが「ステレオMACムウU」である事を知りました。
というか、思い出したというのが正しいかな。?(苦笑)。「ムウ」の発展型ですから機能が似通っていたのでしょうね。
当時松下のラジカセはカラオケブームの走りだった事もあって「マイクミキシング機能」を売り物の一つにして、多くのマイクロフォンとのミキシングできるのをアピールしてました。
このRX−5090もワイヤードマイクやFMワイヤレスマイクでの多重ミキシングが可能でした。(当時のカタログにはラジカセと共に別売りマイクロフォンの姿も必ず一緒に写ってましたね。)又黒い部分が多かった「ムウ」とは違い「ムウU」は、この後松下のラジカセの主流のデザインカラーとなるシルバーの個体でスタイリッシュな顔に変更しました。スピーカーも2ウェイ化。
このRX-5090のいいところ、気に入ってる部分は「7連のレベルメーター」ですね。「ムウ」もそうでしたが、この「ムウU」にも赤いレベルメーターが採用されています。ラジオ大好きの私にとっては、このメーターが切り替えで「チューニングメーター/バッテリーメーター」に変えられるのも便利でありがたいですね。見ているだけで楽しいです。ラインIN・OUT、SP・OUTの端子も装備してアクセサリーや外部機器とのジョイントも可能です。今のラジカセにはありえない豊富な端子群ですね。(当時は当たり前でしたが。)
私のラジカセの「ランク付け」の判断材料には「ラジオの良さ」と「テープ録音のクオリティー」が大きくかかわってきます。このRX−5090は、FM/AMの2バンド(FM76〜90MHZ受信)ですが操作性はいいと思います。チューニングのダイヤルスケールは、単品コンポのFMチューナーっぽい感じで非常に表示が見やすいです。また、表示の数字に
関してもかなり精度は高くてアナログチューナーで選局する楽しさを味あわせてくれます。サイドのチューニングノブもギザギザな加工がされていて指の引っかかりが良く選局がしやすくなっています。ちょっとしたアイデアですが、デザイン的にも優れていると思います。
「テープ録音のクオリティー」に関しては、スペック通りでそれほどいいものではありませんが、問題なく録音再生が所有機は出来ています。再生音は中々素晴らしく、RX−DT45でCDを録音したテープを再生すると(ちなみに♪秋が燃える/石川ひとみ)高域の音まで素直に再生してくれます。最大出力5.4Wのアンプから出される音は箱鳴りせず、余裕のパワーを感じさせてくれます。残念ながら松下得意の「TPS機能」はなく「キュー&レビュー」にとどまっています。また「ソフトイジェクト」も採用されておらず、元気良くテープホルダーが飛び出してきます。(苦笑)元気良すぎます。(笑)。ロッドアンテナの先端は黒いです。
高級なラジカセではありませんが、基本性能を押さえつつスイッチ類の多さは操作する楽しみもありますし、見ても聴いても飽きの来ないRX-5090です。
スタイリッシュな正面観 スイッチ類も美しい
豊富な端子群 7連のレベルメーター
選局しやすいチューニングノブ
2004年2月19日、記。のぶあきさん、本当にありがとうございます。