正面全景 |
インジケータのレベルモード。深夜に室内を暗くして「ミッドナイト東海」などを聞いていると、なかなかにかっこよかったです。 |
インジケータのバッテリー/チューニングモード。現在は表示切替のトグルスイッチが接触不良で、AC駆動時でもバッテリーインジケータが目いっぱい振れてくれません。このモードの時のみ、チューナー目盛のライトが点灯しました。合理的ですね。 |
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カセット部。「METAL」の文字が誇らしげでした。私がこの機を買ってもらった当時、メタル対応とドルビーBの両機能を持っていたのはあまりなかったように記憶しています。ナショナルの「ステーション」には憧れたのですが、流石に10万円というのは中学生には高すぎる感じがしたものです。 |
当時はフェザータッチオペレーションが出始めの頃だったと思いますが、実質的にはこのクラシックなボタンでも何ら不便はありませんでした。ただ夜中にカセットを聞いていて「ばごん!」とかなりでかい音を立ててボタンが戻って止まるので、襖一枚向こうの隣の部屋で寝ている両親に「早く寝ろ!」とよく言われたのを覚えています。 |
選曲システムDRPS。表示がデジタルなのがかっこよくて好きだったのですが、アナログレコードは曲間をミュートしないとサーチできないことがしょっちゅうだったので、ダビングは大変でした。 |
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マイクとタイマー部。電源タイマーと組み合わせて、電源が入るとミュート状態を解除する仕掛けでしたが、よく考えるとあまり意味がなかったような(^^;現在ここのトラブルでカセットが駆動しなくなってしまいました。 |
4スピーカーでパワーを上げればそこそこいい音が出ていました。が、私は昼間でもほとんどヘッドホンを使っていたので、スピーカーを駆動することはあまりありませんでした。 |
上部パネル左端。録音ボリュームが独立しているので、マニュアル録音時には両チャンネルのバランス取りに苦労しましたが、逆に左右のバランスが悪いテープからのダビング
などには重宝しました。 |
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上部パネル中央。テープポジションはBIAS/EQを独立して設定できたので、FeCrも使用可能でした。DUADの音質が好きでした。
右端のRIFはラジオのチューニング性能を調整するスイッチだったように記憶していますが、どのポジションにしてもあまり変化はありませんでした。 |
音量/音質/バンド選択。バンド選択スイッチの「AFC」はFMのステレオ受信可能な局のみ音声出力する機能だったと思います。 |
まだPLLシンセサイザーチューナーが一般的でなかった頃で、チューニングはバリコンでしたが、私はこの方が好きでした。
特に電波の弱い中京〜近畿の狭間の山間部に住んでいてチューニングが簡単にブレるので、微調整が利くのがありがたかったです。 |
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背面。 |
背面パネル。フォノイコライザーを内蔵しているということに、この撮影時にはじめて気がつきました。私はSONYから発売されていたラジカセ用フォノイコライザー内蔵DDプレイヤーを使っていたのですが、これがなかなかの性能で、現在紛失してしまったのが残念でなりません。 |
アンテナとアース。私はここに300Ωの平型アンテナケーブルをつないでいたのですが、どうやら間違いだったみたいです(^^;。 |
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ここも新たな発見、AC-DCアダプタが使えるとは知りませんでした。もちろん添付されていませんでした。 |
電池ボックス。 |
外部DCが15Vですから、当然電池も10本です。とても勿体無くて使えません。というか、私はこの機を自室から出したことがなかったので、AC以外の電源で駆動したことがありませんでした。 |
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エンブレム。 |
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この機を私が買って後、東芝からボムビートアドレス、ナショナルから(名前を忘れてしまったのですが)dbxノイズリダクションシステムを搭載した機が確か発売されて悔しい思いをしたのですが、今にして思えば現在でも互換性のあるドルビーBシステムのこの機にしてよかったと思います。
機会があれば駆動メカ部を分解して整備してみたいと思います。 |
もこっちさん、コメント付の画像、本当にありがとうございます。この機種を使っていた方もたくさんおられるでしょうから、みんな懐かしがるでしょうねー(・∀・)! |