2002年12月1日をもってソニー(株)がアイワ(株)を吸収合併致した。
ロゴマークも現在のからへと変更となる。
時代の流れとはいえ、寂しい・・・・。


アイワの創業は1951年(昭和26年)6月20日で、当初は愛興電気産業株式会社という名前であったが、
1959年、それまで商品のブランド名だった「AIWA」を社名とした。
アイワという名前は「愛と和(ラブ・アンド・ハーモニー)」。
品質の優れた使いやすい商品を世界の人々に提供したいとの意味が込められている。

1968年(昭和43年)3月、日本で初めてのラジオ付きカセットテープレコーダーを発売した。
2万5900円(当時の大卒初任給ほどの価格)だった。
1969年2月、ソニー株式会社(ソニー)と資本・技術の提携を行い、ソニーの子会社となった。
その後もマイクや録音関係の機器を精力的に開発し続ける。
オートストップ機構やバリアブルモニターなど今では当たり前のアイデア、実はこのAIWAと
いう会社が世界で一番最初に考えついたのだから、この会社はほんとうにスゴイ。
AIWAヒストリーは必読。
下記の機種についてきちんとコメント付きで載せられています。


日本初のラジオつきカセットレコーダTPR−101です。
クリックすると詳細ページへ。


TPR101の面白い広告を明生さんに送っていただきました。クリックすると大きくなるよ。


30年前、家電の卸業者さんに勤めていらっしゃった小板橋さんからメールをいただきました。
「当時は家電メ−カ−直の店ばかりの時代、AIWAの販売キャンペ−ンでAIWAさんと
 1日まわっても1台も置いてもらえなかった事を覚えてます。
 だから今でも家のなかにはアイワだらけ、店頭に並んでいると子供みたいに、つい嬉しくなります。」
強力なAIWAファンがここにも一人。私も小板橋さんからのメールを読んで嬉しくなりました。

(↓)BCL255。ラジカセの祖、アイワの面目躍如。素晴らしい。
写真をクリックすると詳細ページにジャンプします。



(↓)TPR430
音量にあわせて右上の窓が赤く光る。
考えてみれば変な機能だが、開発者の遊び心が少年のようで面白い。
角を丸めたデザインも上品でかなり気に入っている。
鶴ちゃんからの情報です。「TPR−430の赤く光るのは、リバーブユニット(エコー装置)の
効き具合を光の強さで表しています。エコーの仕組みは、本体内部にばねが入っており機
械的響きでエコー効果を得る仕組みになっています。」とのことです。
鶴ちゃん、情報ありがとうございます。



(↓)TPR205
いかにもレトロなデザインであるが味がある。わたしゃ好きだなぁ。
ラジオとカセットをむりやりくっつけて一台にしましたっていう感じが、
何だか企業のレッツゴーパワーを感じさせるではないか。
ラジカセ魂の胎動だ。
クラウンあたりのラジカセは最後までこういうデザインを貫き通したが(笑)。
(↓)TPR210
これもレトロなデザイン。クリックすると詳細ページへ。

(↓)LL機能付き3バンドラジカセTMR550Aです。
写真をクリックすると詳細のページにジャンプします。

(↓)TRP230。飲んでてオークションで落札しそこねました。


(↓)TPR220
クリックすると詳細ページへ。


(↓)TPR415
クリックすると詳細ページへ。


(↓)TPR501
クリックすると詳細ページへ。


(↓)TPR−840
クリックすると詳細ページへ。


(↓)TPR−870
/Pさん、画像ありがとうございます(・∀・)!


(↓)明生さんがスキャンしてくださったアイワのカタログです。クリックしてね。

昭和49年
(1974年)
昭和50年
(1975年)

以下、鶴ちゃんからの情報です。
「アイワがソニー資本導入された年にアイワ創業の社長が、アイワを退職され、アイコー電機を創業、
アイコー、ATPRシリーズが数年間販売され東京などでは、秋葉原などに展示されていました。」
画像はATPR-401D。

鶴ちゃん、貴重な情報、大感謝でございます。
その後、ATPR-406D・409を入手することができました。
(↓クリックするとATPR-406Dと409の詳細ページへ)

ATPR-409