CRC9950Fでございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
前回トランクケース型ラジカセを紹介しましたが、これはアタッシュケース型でございます。さすがクラウンでございます。こう見えてこの機種、実はなかなか凝ったつくりになっているんですよ。
取っ手の右側、ケースの一番端にロッドアンテナが隠されています。ちゃんとプッシュポップアップ式で、押し込むとアンテナがポンっと引きしろ分だけ飛び出してきます。また、イジェクトボタンを押すとカセットホルダーが上がると同時にテープが取り出しやすいように手前に押し出されてきます。これらの機能はソニーのラジオやラジカセではおなじみですが、このクラウンのラジカセもこういう細かいところまで気を配って設計された機種だ、ということは驚愕に値するのでございます。
端子類も中にあり、ワイヤードマイクも接続したままにしておけるようになっています。
「BUSITTACHE」というのが愛称だと思われます。
どこからどう見てもただのアタッシュケースです。でも、重いこと重いこと。今じゃこのシステムと同等以上の性能を持つラジカセが、手のひらに入るぐらいのサイズになったのですから、本当に技術は進歩していますねぇ。
MW/FMラジオ 1IC、13Tr、100v、電池両用
カセットテープ録音再生、特許リピ−ト機構付(動作させてみましたがどういう機能なのかわかりませんでした。故障しているのかも。)
幅45x高さ13x奥行32cm
本来はワイヤレスマイクも付属していたようです。
短波も聞ける3バンドの上位機種9990Fも存在していたようです。
2001.8/23記。