ACTAS FMでございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
正式名称はRT300Fです。当時の東芝のカタログには以下のようなコピーが記されています。

ミキシング録音が堪能できる
ボーカルマイクが付いている

お好みのラジオ放送に、付属のボーカルマイクを使ってキミの声をミキシング。そのまま録音して、プレイが楽しめます。接続コード(別売TIC-3)を使えば、テレビとのミキシング録音もOK。DJや詩の朗読など、くふうが凝らせます。
精悍なメーターを思わせる
新感覚のチューニングスケール

フェイスがたくましいブラックならば、チューニングスケールは電波を見つめる鋭い眼。左がAM、右がFM。メカにくわしい男の匂いがするラジオカセットです。(以上原文のまま)
うーむ、参った。男の匂いかぁ。プーン。
三菱のジーガム507も似たようなチューニングスケールでした。
テープ操作系ボタンは、ほんとガチャガチャメカです。停止ボタンを押すたびにかなりの衝撃とともにボタンが復帰します。使ってて何か心配。他のスイッチ類のフィーリングはとても良好なのですが。
チューニングメーターの指針が細身なので思ったより選局しやすいです。AMの指針とFMの指針が同時に動くので、いじっているうちに愛着を感じてしまいます(笑)。でも、男の匂いは感じないよねぇ。
定価は25800円。どちらかといえば入門機クラスの値段なのですが、機能としては申し分ありません。
あ「申し分ありません」で思い出しましたが、友人で「申し訳(もうしわけ)ありません」と書かなきゃいけない文書を、ずーっと「申し分(もうしぶん)ありません」と書き続けていたことが発覚した男がおります。(もしかして文書を読んだ相手も気付かなかったりして)。気付く人にとっては、相手の怒りのマグマに「火に油を注ぐ」たいそうな間違いなので、皆様もお気をつけあそばせ。
2001.8/9記。ジーガム507についてのみ8/15追記。