ACTAS RT320FRT321Fでございます。
320Fを入手された大場さんに画像を送っていただきました。感謝感激っ、本当にありがとうございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
RT320F
東芝のラジカセって、アクタスパラボラ以降の4桁数字型番の製品ならばオークションでも容易にみつかるのですが、3桁数字の製品はなかなか出てこないですね。
ソニーのスタジオシリーズや、松下のマック、日立のパディスコ、サンヨーのレックに対抗して東芝はアクタスという冠名(笑)を使っていましたが、出た当時は「コンパクト」という面を前面に押し出した販売戦略をとっていたような気がします。子供心に「東芝のラジカセは他のメーカーのものより、なんかひとまわり小さいなぁ」というイメージが強かったです。後に、巨大化戦略をとる以前の東芝のほうが私は好きでした。特に323Fなんて羨望の的だったなぁ。
で320Fと321F、カラーリング以外ほとんどそっくりですね。オンエア機能とボーカルマイクを付属させたぐらいのモデルチェンジだったんでしょうか。
テープカウンターのリセットスイッチが一番古い丸棒型なのも、メーターが小型なのも懐かしいですねぇ。
当時の東芝のカタログを探したのですが320Fが載ったものはみつかりませんでした。そのかわり、321Fが載っているのは発見。
RT321F
以下、大場さんのインプレッションです。
★操作感、使用感は当時の典型的なモノラルラジカセです。特にこれと言った特徴はありませんが、スリープ機能、録再オートシャットオフ、テープカウンターなど一通りの機能はあります。また、AM受信時のビートキャンセル、ラジオ録音時のVR調整(切替式、側面参照)やダイヤルライトなど、新しい機種では省略・自動化されているスイッチもついています。
つまみ類の下に本体をこすって傷付けないようにフェルトがはさんであり丁寧な感じです。音質は昔、小学生だった時感じたままで、AMはやや歪みっぽく、あんまりいい音ではありませんがFMは透明感のある音でイイ感じです。テープについても確認しようと思いましたが、残念ながらベルト切れで不可でした。★
大場さんから、320Fが載っているカタログ画像が送られてきました。よくみつけましたねー。
ありがとうございます。
 赤ちゃんの声からご主人の声まで録音してみては・・・・、というコピーが記されています。この頃の東芝のデザインは渋くて大人っぽくて、何とも言えぬ味がありますねぇ。
機種型番 RT320F RT321F
定価 26800円 32800円
オンエアシステム ×
周波数特性 100〜10000Hz 50〜10000Hz
実効最大出力 1500mW 1000mW
ボーカルマイク
キャリングケース付属
×
幅×高さ×奥行(mm) 288×155×70 288×155×70
重さ 2.3Kg 2.3Kg
2002.7/8記。大場さん、スペシャルサンクスっ。
2003.3.5大場さんからのカタログ画像を追加しました。