当時のラジカセのカタログ(アイワ)でございます。
明生さんがスキャンしてくださったものです。本当にありがとうございます。
みなさんも一緒に「あきおさーん、ありがとうっ」。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
好きで好きでたまらなかった女性とのまばゆいばかりの愛の日々。ところが、ある日突然世の陰鬱を支配する恐怖の闇将軍が現れる。哀れにもあんなにも愛し合っている二人なのに、宇宙の果てと果てに引き裂かれてしまう。「おぉおぉ、愛しい女性、我が全てよ。私は貴女を絶対に探し出してみせる」
身も心もボロボロになった男は、気力をふりしぼって悲しみの底なし沼をさまよい歩くのでありました。
というような、愛してやまないラジカセのカタログとの悲しい別れが、BCL少年にはかなりの確率であると思われるのであります。と同時に、押入に隠し持っていた少年サンデーやジャンプ、チャンピオン、キング、マガジン、平凡・明星、ラジオの製作・初歩のラジオ、仮面ライダーの初版本、サイボーグ009なども、実家を離れているうちに捨てられてしまっているのであります。捨てないで持っていれば、かなりのお宝だったのにぃ。私も失ったカタログのことを思い起こすたびに心臓が張り裂けそうになりました。
今回、ホームページを見ていただいている明生さんがお持ちの当時のカタログをスキャンして送ってくださいました。本当に感謝です。
少年時代に、私、このカタログ持っていました。私の記憶にある「プラスチックを強調した角が丸いデザイン」というイメージは、この頃のカタログで強烈な残像として記憶に深く刻まれたものです。中学校の運動会のときに左のカタログのいちばん下にあるワイヤレスアンプタイプの機種を勝手にいじっていて叱られたこともあります。ああん、あまりにも懐かしくて、前立腺のあたりが興奮してしまいます。
意外とこの時代のラジカセはオークションには出品されることが少なくて、手に入れにくいです。持っている方、ご連絡下さいませ。アイワはラジカセの祖ということもありますが、この時代の製品の輝きは特筆物なのです。
2001.8/7記。