当時のラジカセのカタログ(東芝)でございます。
このカタログも明生さんがスキャンしてくださったものです。本当にありがとうございます。
みなさんも一緒に唱和でございます。「あきおさーん、ありがとうっ」。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
東芝のカタログです。クリックするとデッカイ画像が表示されます。かなり大きいサイズなのでびっくりしないでくださいね。でも、これだったら文字も読めるし、ねっ。
私、これもたぶん持ってました。当時、FMレコパルとか少年マガジンやチャンピオン、サンデーにはラジカセ特集や漫画にタイアップした広告なんかが良く載ってましたが(特にチャンピオンと松下のマックシリーズが組んで宣伝していたのが記憶にあります)、やっぱりラジカセ少年のバイブルはカタログでしたよね。アクタスシリーズもまたああ、東芝製だな、というのがデザインでわかる、味を持った機種を発売しておりました。この頃はまだおとなしいデザインなのですが、もうしばらく経つと、私の大好きな映画「プレードランナー」に出てもおかしくないようなとんでもない近未来型デザインのアクタスが登場することになるとはいったい誰が想像したでありましょう。
しかし、アクセサリー類も意外とたっくさん出ていたのですね。でも、当時の初任給などから考えると、ラジカセって高価だったんですね。カセットテープ自体も高かったし。左が昭和49年、右が昭和51年のカタログです。
考えてみると、ビデオデッキが登場したときも、VHSのノーマルテープで1本2000円以上していましたし、電卓だって発売当初はかなり高価な物でしたし、消費者にとってみれば普及の後の大量生産による低価格化って本当にありがたい。でも製造している側からみれば、なかなかツライでしょうね。
この時期は、エルカセットや8トラックがまだまだ健在で、マイクロカセットが出る前頃でしょうか。
資料さえ集まったら、時代ごとに年表形式のホームページ形態にできればなぁ、と思っているのですが。図書館をコツコツ探しまわれば、当時の資料集まるかなぁ。なにぶん私の住んでいるのは東京まで飛行機で1時間かかる場所だし。昔のラジオの製作、読みてぇー(笑)。
2001.8/7記。