これが、ビクターの製品だとは。メーカーロゴがソニーとついていればソニー製品と見まごうほどソニーっぽいシックなデザインです。 なんといってもこのラジカセのセールスポイントはテレビ音声(VHF/UHF)が受信できること。しかもテレビは回転式チャンネル式。ソニーはCF1950松下はRQ555という同趣旨のラジカセを出していますが、売れ行きはどうだったんでしょうね。 これより少し前にテレビ音声を受診できるラジオとして大ヒットしたのが東芝のサウンド750GTVでしたが、それを見ての開発だったんだと思います。 それにしてもこのラジカセ、30年経った今でも完動品でした。テープ部もヘッドを清掃しただけで完璧。受診部もバッチリ。しかも5バンドともにかなりの受信感度です。特にFMは特筆モノです。音も実に優しい音がします。 |
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左上にミキシングバランスのボリュームがついています。面白いのがスリープスイッチがビートキャンセルスイッチを兼ねているということ。ということは録音しながらスリープを使うときにはビートキャンセルが固定されてしまうのかな。
ALC/Variable Sound Monitor Mixing Play Systemとプリントされています |
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サイドの端子群の処理もソニー方式ですね。 背面にテレビの300オームフィーダ用のアンテナ端子がついています。まあ、受信感度がいいですし、音声のみですから内蔵のロッドアンテナだけで十分なのですが。 単一電池4本使用。パワー競争以前の良き時代の非常に美しいラジカセです。 |
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2003.1.16記。 |