RF5310Bでございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
松下の輸出用の4バンドラジカセです。RQではなくRFという型番を持っています。何故だ?RFは松下のラジオの型番の冠のはず。ううむ、外国の工場で作られたものなのか?いや、ちゃんとメイドインジャパンと書かれている。
デザイン的にも、国内のマックとは明らかに流れが違います。デザイン担当者が全く違う感じがします。しいて似ている機種を探せばRQ552(音のマック)のスピーカー処理に似ているようにも感じますが・・・・。
時代的にはクロームテープが出てきた時なのでしょうが、テープ・ラジオ・スリープの切替スイッチひとつをとってみても、普通の並びとは違います。テープ・スリープ・ラジオという順番なのです。雰囲気としてはスタンダード(マランツ)のラジカセにものすごく似ているんです。
4バンド受信できます。短波の受信範囲が2.3MHzから7MHz、7MHzから22MHzと二つに分けられております。この機種も一般の短波ラジカセよりも広域が受信できるようになっています。
オレンジのプラスチックを使用しているところなんかほんとアメリカンですねー。
上から見たところです。ちょっとやぼったいですが厚みがあるため迫力を感じます。テープカウンタの下にメモリースイッチやラウドネススイッチ、果ては電池と外部電源の切り替えスイッチまでがついています。電源の切り替えがスイッチとして独立してついているのは珍しいですね。大抵は電源コードを差込む端子にスイッチが埋め込まれてますもんね。?と思ったあなたはスルドイ。このラジカセには電源ケーブルを抜差しする端子はついておらず、直結のコードが本体から出てるんです。裏側に115ボルトから250ボルトまで切り替えできるようになっています。やっぱり裏側にはご丁寧にアンテナ端子、アース端子がついています。
あ、チューニングノブの下にはファインチューニングノブもついてるんだよ。
そしてハンドルにはヨネックスのバトミントンのグリップに巻き付けるような皮が(笑)巻き付けてあります。これもスタンダード製品と同じノリです。外人さんはレザーフェチが多いのでしょうか。
文中に出てくるスタンダードのラジカセと並べてみました。デザインがアメリカアメリカしてますなぁ。
2001.6.19記。翌日加筆。