ツマミが無いラジオにツマミをつけたい、の巻でございます。
以前、アイワのラジカセの旧型ロゴマーク作りにチャレンジして見事撃沈したことがありますが、今回はツマミのレストアです。ラジカセではなく、ラジオ(ビクターFR6600。FRという型番を聞いて「おおっ、八重洲のレシーバーか?」と思った人はかなり古くからのアマ無線愛好家だと思われます。でも今回はFRはFRでもビクターのBCLラジオ)です。部品はかなり特殊な形状のもので、他機種から流用というのはかなり無理っぽいです。これは自分で作るしかありませーん。そうしなきゃいけなーいのであります。(探偵ナイトスクープの桂小枝風に)。
ツマミの型を印象し、固まった印象材を2分割し、レジンを流し込んでみます。ツマミがないと困るから作ってつけましょう、という程度で、まあ、あまり精度にはこだわらないことにしましょう。木ネジをねじ込むのは見てくれが良くないしラジオがなんだかかわいそうなので似たようなのを作ってつけましょという軽い気持ちでやらないと、仕上げに不満が出て悲しくなってしまうおそれがありますので、鼻歌を歌いながら作業をすすめます。
アルジネート系の印象材ですので、あまり精密な型はとれませんが、ツマミの複製程度ならば十分。レジンは3分もすればすぐ固まります。バリをカッターナイフで取り軽く研磨します。
プラカラーで彩色をしてできあがったら、補強の金属棒をさして本体スイッチ部の携帯に合わせてはめ込みます。
おお、ロゴマークの時よりは良いできあがり。ファインチューニングツマミも欠落していたのですが、こちらは他の機種から流用しました。
2001.8.13記。