1775と1785。今回は型番が10違います。 LLラジカセの旧モデルは1765と1770でした。で新しいLLラジカセの1775を作ったものの、後継機種を作る予定はなかったのでしょうかねぇ。1700のマイナーチェンジ版で1780という背番号はすでに使われてしまっていたため、1785にせざるをえなかったんでしょう。 デザイン的には1775にアルミパネルを貼りつけたことと、スピーカー部のちょっとした処理の変更、ツマミ類の材質変更ぐらいなのですが、結構違ったイメージになるものですね。 機能的には、1785ではFMワイドバンドになりテレビの1〜3チャンネルを受信できるようになっています。 また2機種ともに旧モデルにはなかった「再生時のテープスピードコントロール」のバリオームが正面真ん中についています。 この機種は経年のグリス切れ、そしてプラスチック部品の強度不足などからくると思うのですが、ラジオ・再生・LLを切り替えるスイッチが中で折れてしまっているケースがほとんどです。他メーカーのように押し込み式のスイッチにするか、金属部品を使う、という設計にするべきだったと思います。 横から見ると、アルミパネルの厚み分だけ1785のほうが胸板が厚くみえます。 |
|||||
|
|
||||
1775 | |||||
1785 | |||||
|
テープ操作スイッチは、ソニー伝統のフニャッカチッ感が本当に気持ちいいです。夜中に使ってもガチャガチャ音が出ません。いいですねぇ。 それにしても、1785のFM受信部分のスケールがTVバンドに食われてなんとも狭っくるしいこと。 CF1775の取扱説明書はこちらにあります。 CF1785のカタログはこちらにあります。 |
||||
2002.11月18日記。 2003.2月25日1785のカタログへのリンクを追記。 |