KR-2350Jでございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
2200Jの上位機種だと思います。カタログに載っていたのを覚えてます。ワイヤレスオペレーション(ワイヤレスマイクのオンオフで、録音の開始・停止が操作できる、という日立パディスコでおなじみの機能)ができて、しかもエコーがかけられる機種です。エコー機能は、カラオケは8トラと相場が決まっていた時代ですので、かなり先見の明を設計者が持っていたとしか考えられません。というかこの機能をつけるのは十年早すぎましたネ。
デザインは2200とほとんど同じです。
比較 2350J 2200J
音質調整ツマミ 低音・高音独立の2つ ツマミ1つ
AFCスイッチ なし(常にオン) あり
メーター切替 あり(電池残量) なし(自動切替)
チューニングLED あり なし
外部マイク用の
リモコン端子
標準に準拠した
ミニミニプラグ
特殊形状
この2350Jをパッと見たときに「うひゃっ」と思うのが革巻きのキャリングハンドル。アメリカンですねぇ。ワイルドですねぇ。当時、少年キングでは望月先生のワイルド7が好評連載中だったけど、ヘボピーが持ってそうなラジカセです。なかなか好感触ですぜ。
ワイヤレスオペレーションのインジケーターランプも、ポコンととってつけたような感じがまたナイスです。
バッテリーチェックスイッチはロックせず右にスライドさせた時だけ作動し手を離すとレベルメーターに復帰します。
このラジカセも3バンドです。定価高かったような気がするけど幾らだったんでしょう?
ワイヤレスマイクが付属していたのかどうかは不明ですが、76MHzから78MHzのあたりにワイヤレスオペレーションのための「ここだよ」という赤いラインがつけられています。
エコーサウンドという斜体文字を見るだけで、古き良き時代に胸がときめきますね。
あ、電源コードのジャックがなかなか特殊で、松下系のプラグは大きすぎて入らず、ソニー系のプラグは小さすぎてだめ。仕方なくブラウンの電気ひげ剃りのプラグに彫刻刀で溝を入れて使っております(笑)。
2001.8.4記。