RT-3400Tでございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
テープホルダーの上に黒抜きの緑色で「レクチャーセレクション」と大きく書かれています。「講義(あるいは授業)選択」ね。目をひくのが前面右上に位置する所にある銀円の中に配置された4つのボタンとLEDですが、ここにも「レクチャーセレクション」と記されてあります。要するに頭出しのことでしょう。頭出し書き込みボタンが存在しないところをみると、無音部分を探し出すいわゆるブランクサーチ方式でんな。ツマミ類の説明は日本語で印刷されているのですが、英語も散らばっておりわけを下欄状態になってます。3バンドラジカセです。
この機種も電池6本9ボルト駆動です。これも6ボルト駆動の時代は終わりを告げパワー競争の時代へと突入した時代の産物なのでしょう。持った感触もズッシリこないし(すごく軽い)、内部の材料の軽量化がはかられているし、かなり新しい(といっても80年代頃でしょうが)作りですね。
しかしまあ、何かの教材と抱き合わせに売っていた機種なのでしょうか。LLでもないし、今一つ発売意図が見えてこない機種です。YSラジオの音もちょっとこもり気味ですな。
メーターも省略されLED1個の設計になってます。ブランクサーチするための押ボタンも別に巻き戻し・早送りのボタンとは別についていて、何が何だかわからんぞべらんめぇ状態です。もっとシンプルにできそうなもんだが。
端子群もとってもシンプルで、マイクジャックとイヤホーンジャックの2つ(マイクのリモコン端子を合わせると3つ)しかありません。
このラジカセの内部を見てみたい方はこちらのページへ。
2001.7.3記。