TRK-5130でございます。
画像はでかいサイズのままで置いてあるのでアップで見たいかたは画像をクリックしてみるとよろし。
\36800★スピーカー:10センチ★パワー:2W★サイズ:33×19×9センチ★ウェイト:2.9キロ★電源:単1×4/AC★バンド:FM/SW1〜2/MW
(FOXXさんより教えていただきました)
パディスコSLでございます。型番からは地味な機種という印象を持っていたのですが、実はなかなかの実力機でございます。短波帯が3.9MHzから10.0MHz、10.0MHzから22.0MHzの2バンド受信できるんです。しかも、側面にはファインチューニングノブまでついております。(私が手に入れた段階ではそのツマミのみ欠落しておりました。バッチリ合うツマミを探すのもまた楽しいし、ゆっくり探しますです)。
デザインも深夜にうごめく男の世界は真っ黒よってなもんで、通好みでございます。
ダイヤルスケール下部に、リニアスケール、というファインチューニング用の針もついているのですが、この機種にはマーカーがついておりませんので、この機種のオーナーのBCL小僧さんは目安となる局を選局した後、頭の中で一生懸命足し算引き算をしながらファインチューニングノブを回したのでございましょう。おお、涙がちょちょ切れる思いでございます。
音は中音域が割と強調された感じで、人間の話し声を聞くには疲れない音です。ドンシャリが好きな人には物足りないけど。
テープ操作ボタンの感触はパディスコにはあるまじき好感触。ソニーの1980系の感触ですぜ、これは。イイっ。下部に物差しをつけたデザインもソニー系にならったのかしらん。バンド切替のスイッチのストロークっつうか動かし幅がやたら狭いのには閉口。昔のパソコンのボードの01スイッチみたいな感触です。
メーターの縁取りが丸いだけじゃなく、ちょっとしたレンズをつけていてメーターがちょっとだけ大きく見えるようになっているのも素敵。テープホルダー周りの斜め切れ込みデザインは松下のRQ448系か。でも、色使いは本当に素敵ですねえ。
あ、そうそう、ちゃんとカウンターメモリもちゃんとついていて、000でテープは停止します。でも、巻き戻しボタンは押し込まれたままで、モーターの回転だけが電気的に止まるんですよー。変なのー。
ファインチューニングノブが欠品だったのはちょっと残念ですが、合う物を探します。みつけたら報告しますネ。
2001.7/9記、追記7/12。