青森市北国型集合住宅 国際設計競技
設計趣旨 ■すべての住戸に庭を すべての住戸の南側に奥行き3.5mの庭をつくるため、奥行きの大きい住戸を低層階に配置し、上階に行くに従い奥行きを減じて、建物断面を段状にした。段状断面は高層階での恐怖感を軽減し、緊急時の避難にも有用である。中心市街地の高層住宅ながら、庭が外部空間をもたらし、冬の高度の低い太陽光を、直接あるいは反射光で、住戸の奥まで取り込むことを可能としている。庭への積雪は自然融雪にまかせれば採光に有用で、下階の断熱材にもなる。 |
コンペ時期 |
2001年9月 |
コンペ主催者 |
青森県青森市 |
用途 |
集合住宅 |
構造 |
RC造 |
延床面積 |
19700m2 |