アストロンジープ

ASTRON POWER....

 戦後、三菱重工は米国ウイリス社よりライセンスを受けジープの生産をしてました、当時としては抜群の性能をほこり日本各地で活躍していました、がそのジープも高速道路の普及にともない現実的とは言えなくなり、また排気ガス規制にもそぐわなくなりました、米国では、CJ-3BからCJー5そしてCJ-7へと高速化してましたが、日本ではライセンスの問題からか基本的にCJ-3Bのままでした。

 昭和49年、乗用車に積んでいた4G53エンジン搭載のJ56が発売されオーバー100馬力のジープの時代へと替わりました、オリジナルCJ-3Bに最もちかいアストロンジープが誕生したのでした。その後4ナンバー枠の4G52エンジン搭載のJ58が発売されジープが身近かな車となり、現在のRVブームの根本を築いたのではないでしょうか。

 昭和52年大幅なマイナーチェンジにより、シャーシ、ボデイ共に手が加えられ三菱のジープとして昭和61年のアストロンジープ生産中止になるまで作られました。

 三菱ジープのなかでもアストロンエンジン搭載車は小型軽量オフロードはもちろん、オンロードを走らせても面白い最高のくるまです。



アストロンジープはこんな人におすすめします

 大自然に接してみたい人オープンジープに乗ると季節を体感できます、大都市のヒートアイランド現象も肌で感じられます。

 オフロードをおもいっきり走りたい人、オフロードでの操縦性の良さ、特にオフでの乗りごこちに驚くとおもいます。

 特に免許を取り立ての18から25歳の若い人達におすすめします、まず保険が安い事、任意保険が貨物扱いのため年齢制限が無く割安になります、乗用車では21才未満では事故率が高いとかで非常に割高となっています、このさきも保険業界の自由化でますます若年層の保険料が高騰するでしょう、かといって保険に入らないのは現在の高度化された社会では自殺行為に等しいのです。

また税金も割安です、自動車税など2500ccの乗用車では年額45000円もするのが貨物扱いのジープでは8000円(東京都)にすぎません、車検時の重量税もしかり割安になってます、これなら毎年の車検でもトータルで考えると維自費がかからない、しかも車の基本を楽しめる事でしょう。1度オープンのジープに乗ったらやみつきになる事受け合いです。