76年当初、標準エンジンは6気筒の258キュービックインチ(カルフォリニア州のみ、他州は232)、つまり約4200ccのエンジンでオプションにV8の304(約5リッター)エンジンがあった,V8の生産は81年まで。ミッションは標準が3速ギアで、6気筒にのみ4速ギア付がオプション設定されていた(79年まで)、トランスファは3軸式のDANA20型パートタイム(79年まで)。 

オートマチック(GM製TH400)もこのときジープとして初めて設定され、トランスファはすべてフルタイム4駆でボルグワーナー製のチェーンドライブだった、当時フルタイム化させる為トランスファーに特殊なLSDを採用したのが原因で80年よりパートタイム式のDANA300に変更された(AT自体もクライスラー製のTF999に変更)。


6気筒エンジンの最大馬力は100馬力そこそこと4200ccにしては大したことは無いがトルクはそれなりに有る、82年頃からの日本仕様車(エンジンルーム内のコーションプレートにJapanese emisson behicleと書いてある!)はファイナルギアが高めな事もあり、マニュアル車では低速時が苦手な車、しかし動きだすと早い


この6気筒エンジン結構アイドリング不調が多い、ちょうどアメリカで排ガス規制が厳しくなって来た頃のエンジンでまだ技術的に甘い部分が多かった、旧式で単純な構造のシングルステージ2バレルの気化器(カーターBBDキャブレター)にコンピューターを組み込み空燃費制御やら回転制御をつけたので整備調整がけっこうシビアになっている。 海の向こうでは対策用のキャブキットや燃料噴射のキットが数多く販売されていて、なんと現在のジープメーカーであるクライスラー社からもキットが販売されているのには驚かせられる。 また現在の日本では補修部品の入手が困難な車でもある、6気筒エンジンの部品は後のラングラーYJ初期型と同じなのでまだ良いが、その他の部品はまず日本には在庫が無い。いろいろと問題のあるジープだがCJ-7は味の有るすばらしい車にかわり無い。

V8のキャブレター、オートライト2100


問題のカーターキャブレター右側に飛び出ているのが空燃比制御のステッパーモータ

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