うれしいような悲しいような

Valentine's Day & White Day

1998年4月1日



例年、バレンタインデーでは義理チョコを数個もらう程度であったが、今年はある事情のため、今までにないほどの量をもらった。チョコレートやウィスキー、ワイン、その他諸々のものをいただいた。その理由はさておき、一ヶ月後のホワイトデーのお返しを考えなくてはと思いながら、カレンダーを確認すると、もう明日がホワイトデーであることに気づき、焦った。

仕事で忙殺されている間に、もうあれから一ヶ月も経ったなんて信じられなかった。何にせよ、もらいっぱなしでは義理を欠くし、さて、弱った......。

遠くからわざわざ送ってくれた人もいたので、今からでも間に合うものは何かないかとインターネットで探していると、「花キューピット」があったことを思い出した。

昔、当日になってからあるイベントのことを思い出し、慌てて「花キューピット」を扱っている花屋に電話で頼み込んだら、数時間後に届けてくれた。 今回は、まだ前日なので、とにかく、遠方の方4名に、花を贈ることにした。

予算は少々予定よりオーバーしたが、みんな喜んでくれたので、これはこれで成功だったのだろう。

4人に「花」を贈ったけれど、これは同じものではなく、下心ありから全然なしまで、様々な事情を考慮し、贈る花を変えた。

一番奮発したのは、薔薇の花を、店にあるだけ届けてもらった。 店の人が、今からだと仕入れが間に合わな言うので、とにかくあるだけ全部と願いしておいたら、結構な数の薔薇が届いたようで、後日、そのときの写真を見せてもらったら、ちょっとした花壇ができるくらい、薔薇の花が部屋にあった。(笑)これが一番高かったけれど、ここは全然下心なしのところ。(汗)

直接渡せる人には手渡したほうがよいと思い、デパートに行くと、一階に大きなホワイトデーコーナーができていた。 ここには手頃な値段のものがすでにパッケージングされて、50種類ほど陳列してあった。ギリチョコのお返しに時間もかけていられないので、ここで二、三千円のものをまとめ買いをしたが、これは重宝した。

同じデパートの7階に行くと、そこにもホワイトデーの臨時コーナーがあり、ここは食べ物や飲み物などの他、一階より少し高額な商品も置いてある。「義理以上、本命未満」の贈り物に対するお返しがターゲットなのだろうか。

順番に端から眺めながら歩いていると、突然、女性のショーツがプラスチックのケースに入れて、大量に陳列してあるコーナーが出現した。一瞬,ギョッとして、辺りを見渡すと、相当に大きなスペースでショーツコーナーがてきている。いつの間にか、こんなものがホワイトデーのお返しとしてポピュラーになっていたのだろうか。恋人に贈るのか、完全なシャレですますことの出来る相手ならともかく、贈る相手が難しいはず。あたりを見渡すと、いい歳をしたおやじが10名近く、うろついていた。いくらプラスチックの箱に入っているとはいえ、あまり見られた図ではないので、ここは早々に退散した。

1階で仕入れた小物だけだとどうにも「ギリ返し」という匂いがするので、もう一度地下まで降りて、チョコレートやクッキーの類も一緒に添えることにする。

高校生や大学生の女の子から、手作りクッキーなんかもらったら、多少は焦げていようが、形が崩れていようが、おじさんは何だってうれしいのだ。(笑)それのお返しとして、プラス2,000円程度のことはどうってこともないので、せっせと甘いものも仕入れて帰った。

そう言えば、カード類も、プロバイダーによっては画像ファイルを使って、指定した日付に送ってくれる サービスをしているところもあった。誕生日、入学、就職、結婚、クリスマス、バレンタインなどの日に、相手のメールアドレス指定しておくと、こちらのメッセージを添えて、e-mailで先方に届くようになっている。このタイプのカードももらっていたので、通信をやっている子には、これも利用することにした。

バレンタインズデーにもらったこのタイプのカードで一番刺激的だったのは、下のような動画GIFと一緒に届いたもの。(笑)


中に書いてあったセリフは諸般の事情によりカット。(汗)


マジェイア


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