三輪塾の概要

2019年1月4日

 

中学・高校生を中心とした私塾を1980年から開いています。塾の規模は日本で一番小さいかもしれませんが、合格率は日本で一番高いと自負しています。実際、1980年から過去39年間、中学から通っている生徒で京都大学、大阪大学、神戸大学の各学部、国公立大学の医学部を受験した生徒の合格率は、現役ならびに1浪以内まで含めると100%です。高校1年から教え始めた生徒でも、上記の大学ならびに私立医科大、関関同立まで含めれば1浪以内に全員受かっています。

 もうひとつ本塾の特徴として、生徒の定着率が極めて高いこともあげられると思います。中学のときに入塾した生徒の場合、特殊な事情を除いて実質的には全員が大学合格まで通塾しています。

 塾を開いたきっかけは、私自身が精神科医を目指していた時期に、知り合いの医師から子供の勉強をみてほしいと頼まれたことに由来します。以前から中学や高校の勉強に関しての方法論には大変興味がありました。私の作成した方法論に基づき、医学部を目指している中学生、高校生を教え始めたところ、全員が毎年のように受かりました。気がついたらいつの間にか39年が過ぎ、教えることが私の天職になっていました。

 生徒を教え始めた直接のきっかけは上記のような次第ですが、平均的な公立中学や公立高校でやっている勉強を見ていると、あまりにも要領の悪い勉強をしているため、それに不満があったことも事実です。同時に、公立中学・高校の場合、生徒の能力には大きな幅があるため、教える側の立場になると大変です。それを何とかしてあげたいと思い、ひとクラス3名に限定し、全体でも15名までにしぼって指導しています。

 これまでに尼崎市の公立中学校・高校、具体的には立花中学→稲園高校→京都大学(法)、日新中学→小田高校→京都大学(工)などの例が示しているように、勉強方法と、本人のやる気次第で最難関大学のひとつである京都大学であっても合格に必要な学力はつきます。京大以外ですと、大阪大、神戸大をはじめ、大阪市大、大阪府大、神戸市外大、和歌山大、滋賀大他、数多くの国公立大学に受かっています。生徒自身にやる気があり、尼崎の公立中学でいえば、学年で上位の一割くらいに入っていれば、国公立大も十分狙えますので、ぜひチャレンジしてください。
 昔と比べると、少子化の影響や、大学が増えたこともあり、近年、大学入試はかなり様変わりしています。最難関と言われる早稲田、慶応、上智、関西では同志社、関学,立命館、関大などもかなり受かりやすくなっています。推薦枠、AO枠なども増えていますので、公立中高からでも十分合格可能です。必要なのはガッツと、どうしても行きたいという強い意志、何としても達成するという気持が持続できれば、まず入れない大学はありません。

 今の例は公立中学、高校の例でしたが、三輪塾は6年一貫制の私立の生徒が多いのも特徴です。現在、通塾中、および卒業生のおもな学校は次のとおりです。
 地元の尼崎の公立中学、高校はもとより、大阪の教育大付属池田、豊中高校、大阪桐蔭、金蘭千里、清風、明星、開明、大阪女学院、履正社、関大一高、箕面自由学園、追手門学院大手前、上宮、他。兵庫では甲陽学院、須磨学園、神戸女学院、神戸海星、親和、小林聖心、甲南、甲南女、雲雀丘学園、百合学院、武庫川女子大付属、仁川学院、三田学園、市立西宮、西宮東、県立伊丹、他多数。京都では洛南、文教、奈良では西大和、帝塚山学園、奈良学園等、関西一円から数多く来ています。
 とにかく勉強は生徒本人にやる気があり、平均的な能力があるのであれば何とかなりますのでご相談ください。
 
 三輪塾に来ている生徒の父兄の職業ですが、医歯薬関係、法曹関係(弁護士、検察官、裁判官)、教師の割合が高いのも特徴かもしれません。また、合格率の高さから、何か裏技でもあるのかと思われるかも知れませんが、決してそうではありません。三輪塾ではどの教科も「基礎」を重視します。基礎というのは「簡単」という意味ではありません。その分野の「最も本質的なところ」という意味です。どの教科においても、そこを押さえることに重点をおいて徹底指導します。「基礎」がしっかり入れば、あとは本人の能力と努力によっていくらでも伸びます。

 高いレベルに達するには、土台がしっかりしていることが条件です。一ヶ月や二ヶ月では無理なのです。中間テストや期末テストのように範囲が限定されているものは比較的短期間でも何とかなりますが、大学入試は中学、高校で学ぶことの集大成です。出そうなところだけを覚えるような勉強はしょせん砂上の楼閣です。中学のときから大学受験という最終ゴールを見すえて、体系的に学んで行かないと目標には届きません。

 特に中学生のときの勉強は重要です。高校と比べると、中学の勉強はどの教科もきわめて浅く、たいした分量ではありません。そのため、勉強方法などを考えずに、ただ量だけをこなす勉強でも高得点が取れるのですが、このような勉強を続けていると高校になって破綻します。特に英語など、中学の段階で本物の基礎を入れておくと、高校の文法などほんの少し新しいことを覚えるだけで済みます。。

 英語は一度安定すると試験で大きくくずれることはありません。そのため、英語をなるべく早い時期に得意にしておくと、受験が近づいてきたとき、多の科目に精力を注ぐことができま、かなり有利になります。
 
 先ほども少し触れましたが、いずれの学年も、私が直接教えますのは原則として1クラス3名以内です。全体でも中学生、高校生を合わせて15名までしか教えることができません。これだけの数に絞っていますのは、私が生徒一人ひとりの能力を把握し、責任をもって直接指導できる人数の限界がこのくらいだからです。生徒個人の能力には大きな差があるため、そのつど各生徒に適した教え方を行い、使う教材も適宜変える必要があるため、これが限界になっています。

  授業では前回のことがどれだけ定着しているかを常にチェックし、不十分だと思えば先に進まず、再度、教え直します。つねにフィードバックを行いながら進んでいきますので、わからないまま授業だけが先に進んでいくということはありません。

 このような指導は教える側にとっては手間と時間がかかり大変なのですが、あずかった生徒を何が何でも志望大学に合格させてあげようと思えばこうするしかないのです。入学試験というのは良くも悪くも「選抜試験」です。数百人を大教室に詰め込む授業や、テレビを使った授業で何千人、何万人という人を対象とする授業では、見ている人がすべて同じ授業を受けているわけですから、他の人たちに差をつけて、自分ひとりが抜け出すことはできません。数千名が同じ授業を受けているのであれば、そこでの差はIQ(知能指数)によって序列ができてしまうだけです。

 一度に数千人に同じ知識を提供するのであれば、大手進学塾がやっているネットや衛星放送などは経営効率から言えば大変すぐれています。しかしそれでは平均的な能力の人は、いくらやってもあるレベルから上には行けません。また現在最難関である国公立大学の医学部などを目指すのであれば、他の受験生から頭ひとつどころか、ふたつ分くらい抜け出さないことには永遠に受かりません。このようなことを達成するには全教科のバランスを取りながら、一人一人の得意な分野と弱点を把握し、細かい指導を続けていくしかありません。
 
 医師のご家庭で、どうしてもご子息を医師にしたいというご相談も数多く受けています。国公立の医学部と並行して、私立医大でもよいという方のための私立医学部特進コースがあります。こちらは本塾がオープンした切っ掛けになったコースですので、現在の学年、学力にかかわらず、生活指導まで含めて、合格まで完全指導します。

  本塾は兵庫県の尼崎市にあります。最寄り駅はJR神戸線立花駅です。駅からは徒歩で約12分くらいです。大阪駅からですと、電車と徒歩の時間を合わせて約30分、神戸の三ノ宮駅からですと約45分の位置にあります。
 
兵庫県尼崎市三反田町1-7-25

メールアドレス:miwa-jyuku@neo.famille.ne.jp

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