公立中学、高校から

本気で国公立大や難関私大を目指す方へ

2015年3月3日

 公立中学、高校から関関同立、国公立大を本気で目指す方へ

 三輪塾は私立の生徒が多いのですが、公立の中高生も少なくありません。そしてごく普通の公立中学・高校に通いながら、関関同立はもとより、京大、阪大をはじめ、数多くの国公立大学合に受かっています。

 中学受験で志望校に入れず、やむなく公立中学に行くことになった方や、中学受験はせず、地元の公立中学に進んだ方で、将来、どうしても関関同立や国公立大に行きたいのであれば、なるべく早く対策を立てる必要があります。対策といっても、高校受験ではありません。三輪塾では高校受験は、ただの通過点としか考えておりません。と言うと、対策は立ててくれないのかと心配されるのですが、そうではありません。普段から高校受験などよりはるかに高いレベルの勉強をしていますので、一般的な高校受験であれば取り立てて対策など不要なのです。以下の話を読んでいただいたらわかると思いますが、高校受験対策をしていますと、高校の範囲の勉強をスタートするのが6年一貫制の私立とくらべ、1年以上の遅れを取ります。

 中学と高校はどちらも3年間ですが、物理的な時間は同じであっても、学ぶ内容は大きな差があります。数学で言えば、一般的な中学の教科書、1年生から3年生までの合計を1としますと、高校の数学は数学1・Aだけでそれくらいの分量になります。数学2・Bだけで2くらい、数学3・Cですと3くらいでしょうか。つまり、高校3年間で学ぶ量は、中学3年間の6倍くらいになります。中学の6倍もある量を同じ3年間で終わることは無理です。IQが大変高い一部の生徒は何とかこなせますが、標準的な能力の人には負担が大きすぎるのです。中学3年間で学ぶ勉強は、ちょっとできる生徒なら1年間で終了できます。標準的な能力の生徒でも2年間もあれば十分です。実際、大半の私立中学は中学2年で中学3年までの範囲を終えています。関西の超トップ校、灘や甲陽、それに準ずるところは中学1年で中学の範囲を終え、中学3年の終わりには高校の数学2、Bまでひととおり終わっています。これくらいのペースで進めると、かなり余裕をもって、高いところまでたどり着けます。英語も同じです。英語と数学が高校2年の終わりで入試レベルに近いところまで来ていますと、最後の一年間で、理科や社会、国語などに時間をかけることが出来ます。またそうしないと、現役では受からないのです。


 中学受験で第一志望校に入れなかった方も最終目標は大学受験だと思います。それなら、そのことを眼中に入れた勉強をしなくては、また中学受験と同じような結果になります。

 とは言え、何も一日に4時間も5時間も勉強する必要はありません。中学生の間は、塾に来ない日は一日、2時間も勉強すれば十分です。もし本気で国公立大学を目指すのなら、高校1年、2年で3時間くらい、高校3年でもコンスタントに4時間くらいの勉強を続ける気があるのなら受かります。
 それと「ガッツ」です。つまり、どうしても受かりたいという熱意です。このガッツの差は集中力や継続力につながりますので、合格のためには大変重要です。


 英語は本来ですと中学1年の最初から本格的な勉強をしておくと、高校では大変ラクなのですが、高校から入塾し、関関同立、および国公立大学を目標にするのでしたら、早急に中学の文法をマスターし、単語・熟語の絶対量を増やすことに全力をあげる必要があります。

 本気でやってみたいと思っているのでしたら喜んで指導します。
頑張ってください。


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