新年のご挨拶


2005年1月4
日 


 あけましておめでとうございます。

 おかげさまで今年の元旦も家族そろって無事に迎えることができました。

 昨年、マジックは空前絶後のブームになりました。テレビをつけるとマジシャンの姿を見ない日はないといった有様です。ほんの数年前まで、年末年始でさえ2、3本のマジック番組しかなかったのに、この変わりようは喜びというより行き過ぎとしか思えません。ここまでくるとマジックの本質である「意外性」も何もあったものではありません。

 出演している各マジシャンにとってはありがたいことなのでしょうが、早晩急激に反動がくると思います。「秘すれば花」の感激を守るためには、演者の側だけではなく、見る側も意識的に考慮しなくてはならない時代になったのでしょう。

 ところで、今年は正月休みが1週間ほどありました。この機会を利用して久しぶりに「魔法都市日記」で昨年1年間を総括した記事を書くつもりにしていました。ところが一昨日(2日)の早朝、ちょっとした取込ごとがあり、そのことで今日までばたばたしていました。「日記」もさることながら、取込ごとのほうを先に書きたいと思っていますので、そちらを終えてからマジック関係の記事を書くことになるかも知れません。今日は「箴言集」にもひとつ書きましたので、興味のある方はお読みください。あと日記をふくめて、2、3書きたいことがありますので、来週中には何とかするつもりです。


 仕事関係では、これまで25年間教えてきたこと、それは方法論の部分ですが、この際、一度体系化できるものはしたいと思っています。開塾以来、一度に教える生徒の数を3名までに限定していますのは生徒の能力にはきわめて大きな個人差があり、十分な成果をあげるにはこれくらいの数が限界だからです。またIQで言えば90くらいから150を超えるような生徒を教えるとなると、指導者の熱意だけではどうにもならない部分があります。ある種のインスピレーションと、職人芸といってよい技術が必要です。このような職人芸の部分というのは料理人、大工、医者、その他諸々の分野にあります。後継者に伝えられる部分と伝えられない部分があります。しかし体系化できるものだけでも残しておきたいと思っています。

 幸いにも過去25年間、中学から高校卒業まで継続して教えている生徒の場合、医歯薬学部、京大、阪大、関関同立には100%受かっていますので、この記録を続けられる限り続けたいと思っています。

 ということで例年どおり、取りとめのない話になりましたが、この場を借りて年始のご挨拶にかえさせていただきます。


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