「ボトルワインの出現」解説

Bottle Wine Production


2000/12/1


★解説

(写真のモデルになってくれたのはA君

1.準備が必要です。ひとつは袋にちょっとした細工をします。使う袋は中が透けて見えない紙袋でしたら適当なものでかまいません。大きさは現象の紹介で使った大きさくらいのものを用意してください。手で下げられるよう、ひもがついているものは邪魔になりますからひもは切り取ってしまってください。

写真1写真2
写真1              写真2

次に袋の片面、中央あたりに横向に20センチほどナイフで切れ目を入れます。 左の【写真1】ではデザインでカムフラージュされて目立ちませんが、実際は右の【写真2】ように、赤い線の部分に切れ目が入っています。この切れ目は観客に向けることはありませんので、袋のデザインはどのようなものでもかまいません。

2.ワインのボトルを体に隠す必要があります。下の【写真3】を見てください。

写真3
写真3

ズボンにワインを挟んでいます。ジーンズなどでウエストに余裕がない場合は、一番上のボタンをはずして、少し余裕があるようにしてから、ベルトを締めてください。ベルトも自分のウエストより、少しゆるく締めてください。実際にボトルをウエストの部分に差し込み、確認してみてください。上からジャケットを着ると、下の【写真4】のようになり、相当大きなボトルを挟んでもジャケットの上からでは目立つことはありません。ジャケットの前はボタンをかけずに、軽く前で合わせておきます。

写真4
写真4

 

3.【写真2】で作った、切り込みの部分が内側になるよう、二つに折ります。さらに二つに折ると、四分の一の大きさになります。折りたたんだ後輪ゴムを掛けておいてもかまいません。このように折りたたんだ袋を手に持ち、観客の前に出てきます。下の【写真5】


写真5

4.観客に折りたたんだままの袋をよく見せます。机の上に置いて、軽くたたくか、両手のてのひらの上でたたいてもかまいません。側にいる観客にさわってもらってもよいでしょう。

5.その後袋を広げ【写真6】、

写真6
写真6

左手で袋の左隅を持ち、右手を袋の中に入れます。【写真7】

写真7
写真7

このとき、右手は袋の中から切れ目から手を出し、ズボンに挟んであったボトルの先をつかみます。この動作が一番重要なところですから、最初ボトルをズボンに差し込むとき、ボトルの先がどのくらいの高さであればよいのか、またあまりに体の横では取りにくいため、前から見えないギリギリのところで前面になるよう、差し込んでおく必要があります。

やってみるとわかりますが、マジシャン自身は相当に厚かましいことをしているため、このようなことをすると観客にばれるのではないかと思うかも知れませんが、袋がカバーしてくれていますので観客からはまったく気になりません。

6.とにかく切れ目から右手でボトルの先をつかんだら、ボトルを引き出すのですが、このとき、袋全体を少し前に出すようにします。【写真8】

写真8
写真8

それからボトルの先を袋から出し、さらにその後、袋全体を前に出します。【写真9。】この辺りまでくると、体と袋は離れていますから、ボトルが体から出てきたとは思いません。これを袋を体にピッタリつけたまま引き出したのではあまりうまくありません。

写真9
写真9

7.あとは完全にボトルを引き出し、テーブルの上に置いてから袋を元のように四つ折りにしてから、お辞儀をして退席します。【写真10】

写真10
写真10

★補足 :マジックとしてはすぐに終わってしまいますので、もの足りないかも知れませんが、これだけで終わったほうが、このあと、どんなマジックを見せるよりもインパクトがあり、観客はいつまでも印象に残っているものです。

 

マジェイア記


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