製品情報

製品名 Acrobatic Matches
アクロバティック・マッチ
原案者

John Kennedy

発売元

John Kennedy

価 格 $15.00
分 類 クロースアップ、マッチ

 

2000年6月26日

最初に

即席マジックとしてよく使われるものにマッチがあります。喫茶店などで、いきなりカードやコインを出すのは相当なストレスがありますが、マッチやタバコ、紙ナプキンなど使い、不思議な現象が見せられたら、マジックの導入としてはこれ以上のものはないでしょう。

マッチをつかったマジックにも、何点かおもしろいものがありますので、順次紹介します。

現象

マッチ箱を観客に見せます。箱の表面にはお城のような絵が描いてあります。これはハリウッドにあるマジック・キャッスルです。ここはナイトクラブになっており、数多くのマジシャンが常時います。クロース・アップ・マジックからパーラーまで、マジックの実演を見ながらお酒を飲んだり食事ができます。

このマッチはそこでもらってきたものですが、不思議なことができます。

箱を閉じて、手のひらの上に置くと、箱が回転したり、立ち上がったりします。中を見せても、ただマッチ棒が入っているだけです。もう一度箱を閉じて、手の上に置くと、中箱が自動的にせり出してきます。さらに1本のマッチ棒が起きあがり、写真のように外箱の上にまっすぐ立ちます。

このマッチでタバコに火をつけることもできます。

コメント

今回紹介しましたものは1990年代のはじめくらいに、ジョン・ケネディが売り出したものです。箱が手のひらの上で動いたり、中箱が出てくる現象は昔からありますが、最後にマッチ棒が立ち上がる部分がケネディのアイディアです。

基本的な原理は『クロースアップ・マジック事典』(東京堂出版 松田道弘著 2,816円)にも解説されていますので、それでもほぼおなじことができます。

魔法都市の住人 マジェイア

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