販売元

最初に

お正月用のネタです。お年玉をあげるときにぴったりですが、使うのがおしいような袋です。私はたまたま昨日、テンヨーの売り場に行ったらありました。大変好評なようで、まとめて数十枚買っていく人が多いのだそうです。

現象

お年玉やご祝儀などを入れるポチ袋があります。中を開けると白い紙が一枚入っているだけです。その紙を取り出し、1,000円と書いてから折り畳み、袋の中に入れます。

「はい、お年玉」と言って渡すと、もらった人が袋を開けてみると、白い紙が本物の千円札に変化しています。今、確かに入れたはずの白い紙はなく、お札しかありません。

最後に一言

練習不要で簡単にできます。サムチップも使いません。袋自体に仕掛けがあるので、１回ごとに消耗します。５枚入って500円ですから、実演するのに１回、100円かかります。100円で驚いてくれたら安いものですが、それだけではすまないのがつらいところでしょう。お札に変わっただけでやめるわけには行きません。変わった本物のお札をあげないと逆にケチなおじさん（おばさん）と罵倒されますよ。ですから、紙に金額を書くときは気をつけてください。あまり大きな金額ばかり書いていると、ポチ袋より先に、こちらの財布が空になります。

変化した後、袋ごと渡せば仕掛けはわかりますが、ちょっと見ただけではわかりません。タネがばれたところで、シャレで済みますから気にすることもないでしょう。この封筒はよくできていますから、普通の封筒で作り直せばメンタルマジックも使えそうです。

余談ですが、昔、これの逆をやった事件がありました。祝儀袋に、女の子の目の前で５万円入れてプレゼントしたそうです。数時間後、別れた後、女の子が袋の中味を見たら、千円札５枚に変わっていたそうです。そのような悪いことには使わないでくださいよ。正月早々、刺されますよ。

魔法都市の住人　マジェイア