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Pingu Egg

 

ピングーエッグ

2001/1/15


昨年(2000年)の11月、マイケル・クロースの「ウーアーバード」を紹介したところ、多くの方から、やってみたいが適当な卵が見つからないというメールをいただきました。今回これに使えそうな卵が見つかりましたのでお知らせします。

これまで私はプラスチック製で、鶏卵のLサイズくらいある大きさのものを使っていました。マイケル・クロースが使っているのはうずらの卵くらいの大きさのものです。パームをするにも小さいほうがらくですから、うずらの卵くらいのものがあればよいのですが、適当なものを見つけることができなかったことと、鶏卵くらいの大きさであれば、プラスチック製のものが手元にあったのでそれを使っていました。ところが昨年の暮れ、知人から「ピングーエッグ」"Pingu Egg"という名前で、ウズラの卵くらいのものがコンビニ等で販売されていることを教えてもらいました。

ピングーファミリー「ピングー」というキャラクターは、スイス生まれのペンギンです。20年ほど前に生まれて、世界中で大変人気のあるキャラクターなのだそうです。「ピングーエッグ」は、このペンギンが中に入った小さな卵です。直径28×33mmの卵の中に、高さ20mm前後のピングーファミリーが1個入っています。実際には10種類ほどあるのですが、これが昨年(2000年)の9月に発売されると、爆発的に売れて、12月頃はどこに行っても売り切れという状態でした。1個の値段が100円と安いこともあり、みんな10個くらいまとめて買って行くため品切れになっているのかも知れません。それと10週類の他に、もう1種類秘密のアイテムがあり、それを手に入れるためにまとめて買うようです。

この卵は画面の一番上にあった写真のように二つに割れますが、ロックされているわけではありませんので、「ウーアーバード」に使用するのであれば、セロテープを小さく切ったもので仮止めしておく必要があります。その程度のことであればすぐに準備できますから、問題はないはずです。

正月早々、先の知人からメールで、関西では阪急電鉄がやっているコンビニ、「アズナス」"ASNAS"の店頭にあったという情報をもらいました。2、3日後、梅田の「アズナス」に行ってみました。すでに売り切れていると思っていたら、運良く100個ほどありました。「ウーアーバード」に使うだけですから、1個あれば問題ないのですが、保存用も含めて10個、購入しました。

うちに帰ってから卵を二つに割ってみると驚きました。中に入っているはずのピングーが入っていないのです。包装が全体にされているのではなく、二つに割れないように、中央に透明なセロファンで止めてあるだけですから、上から強く握れば中のピングーだけ抜き出せます。どうやら中味だけがこっそり抜き取られているらしいのです。私が買った10個のうち、7個が空っぽでした。抜き取られているものは外の包装が一部ずれていたり、卵を軽く押してみると簡単に二つに割れますから、そのようなものは抜き取られている可能性が大です。

私の場合中味のピングーはどうでもよく、卵の殻だけが必要ですから、店に交換に行くこともしなかったのですが、このことだけでもブームになっていることがわかりました。 中味よりも、外の殻だけを欲しがっているのはマジシャンくらいでしょう。もし近くにピングーファンの人がいるのなら、殻くらい、頼めばいくらでももらえると思います。しかし、そう都合良く見つからないでしょうから、「ウーアーバード」をやってみたい人は早く購入することをお勧めします。今回の「ピングーエッグ」も期間限定の企画商品のようですから、そのうち店頭からなくなるはずです。

今のところピングーエッグのサイトがあり、そこに取扱店のリストが載っています。このサイトもピングーエッグの終了と同時になくなると思います。

ピングーエッグの取扱店リストにジャンプできます。

補足:ピングーは人気のあるキャラクターですから、様々な商品に使われています。ソニープラザなどでは、本物の卵くらいの大きさで、チョコレートでできた「チョコエッグ」というシリーズも販売されていました。この中にもピングーが入っていますが、これは卵自体がチョコレートですので、殻を使用することはできません。上の写真で、ピングーが3匹写っている写真は、このチョコエッグに入っていたものです。大きさも「ピングーエッグ」のものと比べると2倍以上あります。


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