ビブリオバトル

2018年1月


 2015年6月頃、「ビブリオバトル」という、本を紹介する「戦い」があることを知りました。

「ビブリオバトル」は2007年頃から京都大学の中で始まりました。それが今では全国の大学、大型書店、図書館、公民館などを中心に開催されています。
 ルールは大変シンプルです。5、6名の参加者(バトラー)が一人5分の持ち時間で、自分の推薦する本を紹介します。このとき、時間は厳守であることと、原稿は持ち込めません。終わると、観客との間で、2,3分の質疑応答の時間があります。5人全員の発表が終わると、だれの本が一番読みたいと思ったか、観客の挙手で決めます。一番多い本が、「チャンプ本」になります。よくある読書感想文の発表などと違い、最後にチャンプ本を決めるというだけで、ずいぶん盛り上がります。

ポイントは発表を聞いて、だれの本が一番読みたくなったかです。決して,プレゼンが上手であるとか、有名な本であるとかは関係ありません。

 私がはじめて出場した回(2015年7月)は、たまたまそれが全国大会出場をかけた予選会をかねていました。そんなことは知らないで出たのですが、いきなり優勝してしまい、9月に奈良で開催された全国大会にまで出場しました。
 全国大会とは言え、近郊から集まってくるだけだろうと思い、高をくくっていたら、会場に着いて驚きました。30名の出場者は東京、神奈川、山梨、名古屋、広島、四国他、文字どおり、全国から集まっていました。残念ながら、こちらでは予選2位で、決勝の5名には残れなかったのですが、機会があればまた全国大会にも出場したいと思っています。

 2016年、2017年も選ばれ、これで3回連続全国大会に出ることになりました。(3回目は2018年の3月に奈良の生駒で開催されます。

 昨年は出る階数はかなり抑えていましたが、3カ所に計9回出場し、6回チャンプ本に選ばれました。


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