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グランパスエイト日記帳(12月)

12月31日「1998年−1999年」

最後まで期待を裏切りつづけたグランパス。去年は戦術に選手がついていけなかった。今年は選手に戦術がついてこず結局個人の力に頼ったサッカーに終始。最後の最後まで修正はできませんでした。ああ今年のメンバーでケイロス監督だったなら……。

さて99年は補強につぐ補強で先発のほとんどが新旧日本代表メンバーとなりました。メンバーだけならリーグ1でしょうね……かつてのV川崎のように。しかし鹿島も磐田も代表クラスの選手を集めたのではなくきちんと育てて今のチームを作った、ということを忘れたくないですね。選手を育てながら優勝争いができる地域密着型のチームが私の希望です。「名古屋グランパスエイト」ならそれができると信じて。

12月29日「平野孝残留確定」

V川崎よりオファーがあった平野だが年俸6000万円(2年契約)で名古屋と契約。来期も名古屋でプレイすることが確定した。「グランパスで優勝を目指すことにしました。このチームでサッカーの質を高めていきたい。お騒がせしました」とコメント。この1週間の補強の動きや三浦哲郎氏(元サテライトコーチ、スカウト。94年終盤には代理監督)の復帰で気が変わり「100%とはいかないまでもフロントも少しずつ変わってきたと感じたし、僕の熱意も理解してもらえた」とコメントしている。

12月27日「名古屋1−2清水」

3年ぶりのベスト4。先発メンバーは

  福田 ストイコビッチ

平野         岡山

   浅野  望月

中谷 トーレス 飯島 石川

     伊藤裕

大森や古賀は怪我で起用したくてもできなかったんだろう(そうだと言ってくれ>田中監督)。

前半10分くらいまでは清水が慎重だったためほぼ互角の展開。ところが前半10分、右サイド安藤、ファーサイドの沢登、ファビーニョをフリーでプレイさせあっさり先制ゴールを奪われるとあとは完全に清水ペース。組織で守り攻撃する清水に対し個人プレイに終始する名古屋。パスミス、トラップミス、シュートミスのオンパレード。追加点を奪われなかったのが不思議な展開であった。

この日唯一の見所は後半38分、ストイコビッチのクロスをいったんはDFがはじくが「そこにボールが来ることが分かっていた」かのごとくフリーで待っていた小倉が左足で豪快にシュート。矢のようなボールがゴールに吸い込まれ夢をつなぐ起死回生の同点ゴール。90分で決着をつけるべく4トップ(!)で攻めあがる名古屋だったが追加点を奪えずついに延長戦突入。ちなみに延長戦でのメンバーは

   福田    野口

   小倉  ストイコビッチ

ウリダ   望月     岡山

  トーレス 飯島 石川

     伊藤裕

あえていうなら3−3−4か?守備は無視、攻撃オンリーのイケイケモード。最初だけは清水も混乱していたがすぐに守備がスカスカだと気づいたようだ。イケイケサッカーにまどわされないよう攻撃を展開。互いにチャンスをつぶした延長10分。ストイコビッチの不用意なパスを大榎がカット。パスを受けたアレックスが無人のゴールへ流し込みゲームオーバー。V川崎戦では相手のミスに助けられ今回は自滅。これも天皇杯か。むしろこれだけひどいサッカーをしていながら大量失点で負けなかっただけましか。点数的には接戦だったが内容は清水に完敗。そして3ヶ月後にはリーグ戦開幕。個性的な新メンバーを加えてのチーム作りは3ヶ月で可能なのだろうか?95年の最強チームですらチームとして機能するのに半年近くかかっているのだが……。

12月27日「山口素弘(フリューゲルス)入団確定」

かねてから交渉中であったフリューゲルスの山口素弘が名古屋に対し入団の意志を伝えていたことが分かった。年明けにも正式発表の見こみ。

*  *  *

「世界のトヨタ」をバックに補強を進めていた名古屋は呂比須、楢崎、山口を獲得。メンバーのほとんどを新旧代表メンバーが占めることとなった。どの選手も2年契約になっていることから1999年−2000年(できればストイコビッチのいる1999年)に優勝し、その後一挙に選手を放出。移籍金で赤字を埋めた後規模を縮小……なんてことにならなければ良いが……

*  *  *

それにしてもかつて米倉、中西をあっさり放出したわりには今年は飯島残留?しかも4000万円?もしかして本当は黒字でお金があまっているのだろうか???飯島と川口(横浜マリノス)が同額という事実に納得できますか?

12月26日「楢崎正剛(フリューゲルス)入団確定」

磐田と獲得合戦していた楢崎だが磐田に断りの連絡が入っていたことがわかった。これにより名古屋入団がほぼ確定したものと思われる。同時にマザロッピGKコーチの入団も決定。田中監督がフロントにベテランGKコーチの獲得を要求していたことからすんなり決定したもよう。

*  *  *

マザロッピGKコーチには楢崎だけでなく新人富永も鍛えてもらいましょう。とはいえ伊藤裕も河野もこのままではすまないでしょう。どちらかの選手の移籍も十分考えられますが……。

12月23日「名古屋2−1V川崎」

先発メンバーは

  福田 ストイコビッチ

平野         岡山

   浅野  望月

中谷 トーレス 飯島 石川

     河野

1.山形戦で不安定だった河野がなぜ先発だったのか?負傷交代後の伊藤裕の方がはるかに安定していた。

2.山形戦で動きの良かった大森ではなくなぜCB飯島なのか?山形戦の大森を見て「この調子ならば次ぎの試合も大丈夫だろう」という思いを見事に裏切ってくれた。

伊藤裕、大森とも練習でよほどできが悪かったのか、怪我をしていたのか。試合内容以前に疑問が残る。そして試合内容は最低。チームとしての動きはなく個人が適当に自分のやりたいことだけをやっているという感じ。徐々に立てなおしてくるだろうと思ったら初戦から全く変わっていない。わざわざ低いレベルの試合をやろうとしているとしか思えない。単純に内容を比較した場合、川崎のほうがはるかに良かった。三浦知、柱谷の動きも良かったしチームとしての戦い方が明白でとにかく勝とういう姿勢が見えた。ただ運がなかった。この試合たった一度だけ名古屋が見せたまともなサイド攻撃がたまたま決まってしまい敗退となってしまったのは川崎としても残念であろう。それにしても旅行気分で90分寝ていた名古屋が運のみで勝ってしまった。チームとしての戦術が全くないにもかかわらず勝てるのだからすばらしいチームである。

12月20日「名古屋3−2山形」

先発メンバーは

  福田 ストイコビッチ

平野         岡山

   浅野 望月

中谷 トーレス 大森 石川

     河野

立ちあがりは名古屋の攻勢。とはいえ相変わらずフィニッシュに精度無し。15分には岡山−平野とわたり平野のシュートはGK正面。19分にはなぜかするする上がっていたトーレスがGKを交わし無人のゴールを狙ったがボールはポスト。これで流れが変わるかと思われたが27分平野のCKを岡山が頭できれいに合わせ先制ゴール。30分にもDF3人を交わしたストイコビッチがミドルシュートを放つがおしくもバー直撃。そして37分、平野−中谷と左サイドを突破し中央福田へクロスボールを上げると福田が決め2−0。ここまでは完全に名古屋ペース、そしてここまでだった。40分中央でフリーにしたマルキーニョにミドルシュートを決められ2−1。

後半は山形が失点覚悟でラインを上げ攻勢。これに名古屋が崩され山形に押し込まれるシーンがしばしば見られる。10分、13分の決定機には相手シュートがわずかに外れたが14分。河野がPA内フリーで走りこんだ選手を倒し相手PK。このPKはかろうじて河野の体に当たり防ぐと流れは再び名古屋に。22分福田が抜け出しGKと1対1になりシュート。GKがはじいたボールを福田が拾ったがシュートできずいったん中央ストイコビッチに返すと絶妙のスルーパスが再び福田へ、福田これを決め3−1。これで決まりかと思われたが34分。相手FKが壁に当たりルーズボールとなったところを佐藤淳が拾うと豪快にミドルシュート。3−2となり怪我のストイコビッチが伊藤卓と交代すると流れは山形へ移り名古屋は防戦一方。ロスタイムには山形のシュートがゴールネットを揺らしたがこれは山形ファールの判定。名古屋はかろうじて逃げ切った。

*  *  *

後半ロスタイム、山形のシュートがゴールに吸い込まれたとき名古屋サポーター席がしーんとなった。同点ならもう延長では勝てないと思いつつ呆然と見守る中、ボールはGKの足元に置かれた時はほっとした……。

両チームの今の状態なら五分五分の試合になるだろうとは思っていたがまさに予想通り。それにしても失点シーンには笑わせてもらった。まずゴール前中央では「ミドルシュートを打ってください」といわんばかりにシュートコースをあける。さらに「さあさあ、どうぞフリーでシュートしてください」といわんばかりに誰も相手選手につめていかない。それが2回も!チームとしての守備の意識がないのだろうか?名古屋以上にシュートミスが目立った山形に助けられた格好だが5失点くらいの可能性はあった。名古屋の選手はプレスという言葉を忘れたのだろうか?

12月19日「楢崎と直接交渉」

数チームからオファーのあった楢崎は名古屋と磐田に絞って直接交渉。どちらかのチームへの移籍が確実となった。両チームとも金銭面では同等、楢崎が希望するGKコーチの移籍の条件を受け入れるかどうかが焦点となりそう。

*  *  *

また獲得の噂があった中西永輔は市原と正式に契約した。これにより名古屋移籍はないものと思われる。

12月18日「ストイコビッチ残留」

去就が注目されていたストイコビッチが現状維持の1億2000万円で契約更改(1年契約)。来年も名古屋でプレイすることが確定となった。現状維持についてはチームの財政状況からやむをえないとし呂比須の獲得など積極的な補強を行っており優勝を狙えるなどが残留の理由と語っている。

12月16日「呂比須ワグナー(平塚)獲得」

呂比須の移籍がほぼ確定。年明けに正式発表されることとなった。呂比須に対しては数チームがオファーしていたが最後は横浜Mと名古屋の競合となっていたが「浜松の自宅から通える」などの条件もあり名古屋に決定したと伝えられている。

*  *  *

FW層も厚くなったしストイコビッチがいなくても戦力ダウンしないということで確かにいい補強なんだけど……。逆に福田、小倉が常時出場できなくなるし野口の出番も減ってしまう。福田、小倉とも使って伸びる選手、野口も単に監督が使えなかっただけで力が落ちていたわけではない。名古屋を欧州のトップチームのような「レギュラーがいなくても実力が変わらないチーム」にしようという意気込みは分からなくもないですがただ一度の優勝と引き換えに膨大な赤字を抱えるといのだけは勘弁してほしいですね。

12月13日「名古屋3−1関西学院大学」

天皇杯では初めて学生チームを対戦することになった名古屋。過去の経緯から誰も楽勝とは思っていなかった?メンバーは

 小倉 ストイコビッチ

平野         岡山

   浅野 望月

飯島 大岩 トーレス 石川

開始1分いきなり岡山がフリーでシュート。関学大は両サイドのスピードについていけず名古屋の猛攻を受ける。が、国士舘大を破った力は本物。ちんたら名古屋の選手を囲み積極的にボールを奪う。7分には初のシュートを放つがゴール左へ。12分小倉、岡山がPA内でシュートを放つが関学大必死の守りに得点を奪えず。15分には相手ファールにカッとなった望月が報復。これにイエローカード。子の後、両チームともファールの基準があいまいな審判の不可解な判定に最後まで悩まされることになる。名古屋は善戦で選手が孤立。パスを出すタイミングが遅れそのたびに関学大にボールを奪われカウンターくらう危ない展開。たまに石川、平野、ストイコビッチがいいタイミングでクロスを上げても決められずいやな展開。前半終了間際の飯島の豪快なボレーシュートは惜しくもGK正面へ。結局前半は0−0で終了。ハーフタイムには名古屋サポーターの強烈なブーイングを浴びることになる(呂比須コールが起きなかっただけでもましである)。関学大にとってはいい試合も名古屋にとってはただの凡戦。学生相手に1対1で簡単にボールを奪われるに至っては何をかいわんやである。「それでもプロか!」「それでも代表か!」といった痛烈な野次が飛ぶ。

さて後半。怪我の大岩に代わり大森投入。少しは流れが傾いたかと思われた9分、ストイコビッチが審判のファールの判定にカッとなりイエローカードを受けるとさらに執拗な抗議。平野らが必死に止める。いやな雰囲気の中、左サイド平野からのパスを受けたストイコビッチが相手DFの隙間を狙ったスルーパスに岡山が走りこみシュート。後半10分ついに先制点を奪う。やっと流れをつかむと完全に名古屋ペース。関学大も疲れからか名古屋についていけなくなる。21分にはPA内まで攻めあがったトーレスをGKが倒しPKを得るとストイコビッチがこれを決め2−0。27分には中央トーレスのスルーパスを受けた岡山がGKと1対1になるとGKをかわし難なくゴール。3−0として選手もほっとしたかあとは緊張感なくミス連発。後半ロスタイムにはゴール正面。関学大青野のFKが「なぜか」空いていた壁の隙間を通り直接ゴール。結果こそ3−1だったものの寒い内容で3回戦を突破。12月20日にはG大阪を破った山形と対戦することになった。

*  *  *

試合終了後、関学大イレブンが名古屋の選手とともに名古屋ゴール裏へやってきて挨拶。これに応えたトーレスが逆に関学大側ゴール裏へ挨拶。その後両チームサポーターのエールの交換が行われ天皇杯らしい風景が見られた。

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見事なまでに寒い試合でした。ボールは奪われるはパスは簡単にカットされるはいいところが全くない内容でした。相手は授業料を払って学校に通ってサッカーをしている学生さん。こちらは4000万円、5000万円もらっているプロ選手。そんなことを忘れさせてくれました。さて次ぎはJFLの強豪モンテデュオ山形。ほとんどのサポーターは山形のことを格下とは思っていないので選手の方もそれなりの気持ちで戦ってくださいね。

12月12日「田中監督正式契約」

来期も田中監督が指揮をとることが正式に決まった。契約期間は1年。また平野については「平野は必要な戦力。来期もグランパスに残ってほしい」と残留を要望。「海外のクラブならどんどん行けといいたいが、国内のクラブでは意味がない」と平野の態度に疑問も投げかけている。

12月9日「呂比須(平塚)名古屋移籍か?」

名古屋は平塚の呂比須にオファー。現在数チームの競合になっているがこの中で「年俸などの条件面のほか実家である浜松から近い」ことから名古屋有力となっているとのこと。また記事のなかで横浜フリューゲルスの楢崎、山口とも交渉中であることなども明らかになっている。

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いったいどこにそんなお金が……と思ってよく考えたら楢崎、山口は移籍金がなく呂比須も50%以上のダウンを提示されているため移籍金は発生しないのかな?他にも市原の中西獲得の噂もあるしそれほどの資金力があるのか?まあ前述の選手がもし獲得できれば飯島、小川、浅野あたりを一気に放出……となるでしょうか。ファンが納得するかどうか賭けですね。

12月6日「天皇杯初戦は関西学院大学」

本日天皇杯2回戦が行われ国士舘大学−関西学院大学戦では3−0で関西学院大学が勝利。これにより名古屋の初戦の相手が関西学院大学に決定。名古屋は天皇杯では初めて学生チームと対戦することとなった。

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学生チーム相手ということで「まさか」ということはないと思いますが……福田、古賀の代わりはまだしも中谷の代わりがいないですからね……。左サイドは飯島?移籍が噂されている選手達が「グランパスでは優勝狙えないなあ」とあきれらるような試合だけはしないでほしいですね。

12月1日「戦力外通告」

球団は山崎光太郎、水原大樹、本田征治、塩竹邦彦、鈴木正治の5選手に対し戦力外通告を行った。このうち本田はいくつかのチームからオファーがきており移籍の方向。元日本代表、鈴木は現役引退を表明。またアルーについても来期の契約は結ばない方向。福岡へレンタル移籍の西ヶ谷も25人枠に入っていない。

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なお移籍選手の情報はこちらで随時アップしていきます