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2005年映画化!!
伝説のラストシーンが、ハッピーエンドへと変わる!?

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投稿イラスト
シャア<提供:ヨシアキさん><提供:ヨシアキさん><提供:ヨシアキさん>


 メインスタッフ
・企画 日本サンライズ
・原案 矢立肇(矢立肇は日本サンライズ全体のペンネーム)
・原作  富野由悠季
・キャラクターデザイン  安彦良和
・メカニカルデザイン  大河原邦男藤田一己
・美術 東潤一
・デザインワークス 永野護
・音楽 三枝成章
・メカニカル作画監督 内田順久
・撮影監督 斉藤秋男
・色彩設定 高島清子
・編集 布施由美子
・音響監督 藤野貞義
・音響制作 千田啓子
・総監督 富野由悠季



声優キャスト
・シャア・アズナブル 池田秀一
・カミーユ・ビダン 飛田展男
・フォウ・ムラサメ 島津冴子
・アムロ・レイ 古谷徹
・ジェリド・メサ 井上和彦
・ブライト・ノア 鈴置洋孝
・ファ・ユイリィ 松岡美幸(ミユキ)
・バスク・オム 郷里大輔
・ジャマイカン・ダニンガン キートン山田
・エマ・シーン 岡本麻弥
・ブレックス・フォーラ 藤堂貴也
・ヘンケン・ベッケナー 小杉十郎太
・レコア・ロンド 勝生真沙子
・アポリー、トレース 阿部健太
・ロベルト、サエグサ 塩屋浩三
・アストナージ・メドッソ 広森信吾
・キースロン 菊池正美
・シーサー 高宮俊介
・パプテマス・シロッコ 島田敏
・ハヤト・コバヤシ 鈴木清信
・カツ・コバヤシ 難波圭一
・ミライ・ノア 白石冬美
・ジャミトフ・ハイマン 池田勝
・マウアー・ファラオ、ハマーン・カーン 榊原良子 
・ナレーター 小杉十郎太


まめ知識

アルファベットのZは8279(シフトJIS)
機動戦士ΖガンダムのΖは83A4(シフトJIS)
機動戦士Ζガンダム放送リスト
作品タイトル 放送年月日 作画監督 脚本
黒いガンダム 昭和60年3月2日 北爪宏幸 大野木寛・斧谷稔
旅立ち 昭和60年3月9日 小林利充 鈴木裕美子
カプセルの中 昭和60年3月16日 兵頭敬 川崎知子・斧谷稔
エマの脱走 昭和60年3月23日 山田きさらか 丸尾みほ・斧谷稔
父と子と 昭和60年3月30日 金山明博 大野木寛・斧谷稔
地球圏へ 昭和60年4月6日 北爪宏幸 鈴木裕美子・斧谷稔
サイド1の脱出 昭和60年4月13日 小林利充 丸尾みほ・斧谷稔
月の裏側 昭和60年4月20日 兵頭敬 大野木寛・斧谷稔
新しい絆 昭和60年4月27日 山田きさらか 丸尾みほ・斧谷稔
10 再会 昭和60年5月4日 金山明博 大野木寛・斧谷稔
11 大気圏突入 昭和60年5月11日 北爪宏幸 鈴木裕美子・斧谷稔
12 ジャブローの風 昭和60年5月25日 小林利充 平野靖士・斧谷稔
13 シャトル発信 昭和60年6月1日 山田きさらか 大野木寛・斧谷稔
14 アムロ再び 昭和60年6月8日 金山明博 鈴木裕美子・斧谷稔
15 カツの出撃 昭和60年6月15日 北爪宏幸 丸尾みほ・斧谷稔
16 白い闇を抜けて 昭和60年6月22日 小林利充 鈴木裕美子・斧谷稔
17 ホンコン・シティ 昭和60年6月29日 山田きさらか 遠藤明吾
18 とらわれたミライ 昭和60年7月6日 金山明博 鈴木裕美子・斧谷稔
19 シンデレラ・フォウ 昭和60年7月13日 北爪宏幸 遠藤明吾
20 灼熱の脱出 昭和60年7月20日 小林利充 遠藤明吾
21 ゼータの鼓動 昭和60年7月27日 山田きさらか 大野木寛・斧谷稔
22 シロッコの眼 昭和60年8月3日 金山明博 丸尾みほ・斧谷稔
23 ムーン・アタック 昭和60年8月10日 北爪宏幸 鈴木裕美子・斧谷稔
24 反撃 昭和60年8月17日 小林利充・照日四郎 遠藤明吾
25 コロニーが落ちる日 昭和60年8月24日 山田きさらか 鈴木裕美子
26 ジオンの亡霊 昭和60年8月31日 北爪宏幸 遠藤明吾
27 シャアの帰還 昭和60年9月7日 金山明博 鈴木裕美子・斧谷稔
28 ジュピトリス潜入 昭和60年9月14日 小林利充 遠藤明吾
29 サイド2の危機 昭和60年9月21日 大森英敏 鈴木裕美子
30 ジェリド特攻 昭和60年9月28日 山田きさらか 遠藤明吾
31 ハーフムーン・ラブ 昭和60年10月5日 瀬尾康博 鈴木裕美子・斧谷稔
32 謎のモビルスーツ 昭和60年10月12日 金山明博 遠藤明吾
33 アクシズからの使者 昭和60年10月19日 小林利充 遠藤明吾
34 宇宙(そら)が呼ぶ声 昭和60年10月26日 山田きさらか 鈴木裕美子
35 キリマンジャロの嵐 昭和60年11月1日 瀬尾康博 鈴木裕美子
36 永遠のフォウ 昭和60年11月1日 北爪宏幸 遠藤明吾
37 ダカールの日 昭和60年11月16日 金山明博 鈴木裕美子
38 レコアの気配 昭和60年11月23日 小林利充 遠藤明吾
39 湖畔 昭和60年11月30日 山田きさらか 鈴木裕美子
40 グリプス始動 昭和60年12月7日 寺東克己 遠藤明吾
41 目覚め 昭和60年12月14日 瀬尾康博 鈴木裕美子
42 さよならロザミィ 昭和60年12月21日 恩田尚之 遠藤明吾
43 ハマーンの嘲笑 昭和60年12月28日 金山明博 遠藤明吾
44 ゼダンの門 昭和61年1月11日 小林利充 鈴木裕美子
45 天から来るもの 昭和61年1月18日 山田きさらか 遠藤明吾
46 シロッコ立つ 昭和61年1月25日 瀬尾康博 鈴木裕美子
47 宇宙の渦 昭和61年2月1日 恩田尚之 遠藤明吾
48 ロザミアの中で 昭和61年2月8日 金山明博 鈴木裕美子
49 生命散って 昭和61年2月15日 敷島博英 遠藤明吾
50 宇宙を駆ける 昭和61年2月22日 小林利充 遠藤明吾

スタッフガイド


富野由悠季
●原作・脚本・ストーリーボード・総監督●
 「機動戦士ガンダム」を第l作とする“ガンダム・ワールド”・ ”ニュータイプ論”の中枢となる人物。
1941年ll月5日、神奈川県小田原市生まれ。蠍座
日本大学芸術学部映画科を卒業後、虫プロダクションに入社する。
日本初の30分テレビアニメ「鉄腕アトム」の第96話「ロボット・フューチヤー」で初演出。
虫プロを退社後、フリーの演出家として「巨人の星」「みなしごハッチ」「アルプスの少女ハイジ」など数多くのテレビアニメシリーズに携わってきた。
72年、手塚治虫原作の「青いトリトン」で総監督となり、原作のキャラクターだけを借りたオリジナルドラマを作る。
これらの作品では、すでに作家・富野由悠季(当時は喜幸)の特徴とも言える、主人公を中心としたファミリー的キャラクター構成、善悪をはっきりさせず両面からの描写、男女関係、そして愛する者の死による主人公の葛藤などが描かれており、 これらは「機動戦士ガンダム」でも、ドラマの中心的要素となっている。
(主な監督作品)
72年「海のトリトン」、75年「勇者ライディーン」、77年「無敵超人ザンポット3」
78年「無敵鋼人ダイターン3」、79年「機動戦士ガンダム」、80年「伝説巨神イデオン」
82年「戦闘メカ・ザプングル」、83年「聖戦士ダンパイン」、84年「重戦機エルガイム」
85年「機動戦士Zガンダム」、86年「機勒戦士ガンダムZZ」、88年「機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」
91年「機動戦士ガンダムF91」、93年「機動戦士∨ガンダム」等々。

安彦良和
 ●キャラクター・デザイン●
1947年12月9日生まれ。北海道遠軽町。 「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当し、独特の洗練されたデザインで「ガンダムワールド」のイメージを確立させている。
弘前大学を中退、71年に虫プロに入社。「ワンサくん」、「新・ムーミン」などの原画を手がけ、造映社に移籍後「ゼロテスター」で作画監督と演出を担当する。
富野由悠季と作成した「勇者ライディーン」でキャラクターデザインも担当する。
富野監督とは「無敵超人ザンボット3」(キャラクター設定のみ)、「無敵鋼人ダイターン3」(絵コンテ、作画監督)と交流が続き、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当することになったが、番組途中で病気により降板することとなる。
しかし、劇場版では全面的に参加し、「機動戦士ガンダムV」では全体の70%を新作カットにしたためにクオリティの高い作品へと仕上がることになった。
後の「Ζガンダム」ではキャラクターデザインのみ、「ガンダムF91」でもキャラクターデザインのみで、原画にはタッチしていない。
アニメーションは「巨神ゴーグ」「アリオン」「ヴィナス戦記」などを監督後、仕事量を減らしている。

大河原邦男
 ●メカニカル・デザイン●
「機動戦士ガンダム」のモビルスーツやホワイトベース、ムサイなどの宇宙戦艦などのデザインを手がけ、ロボットデザイナーの中心的人物となる。
特に、ザクやドムなどのジオンモビルスーツは富野案のないオリジナルデザインで、ガンダムをしのぐファン層の確率に寄与している。
「無敵鋼人ダイターン3」で富野監督と出会い、タツノコプロ時代に養ったデザインセンスがテーマ性にフィットし、「機動戦士ガンダム」に参加した。
「機動戦士Ζガンダム」では、主役メカのΖガンダムやマークU、ハイザック等のデザインを担当している。

藤田一己
 ●メカニカル・デザイン●
1964年9月9日生まれ。
大河原邦男のデザインしたメインメカのクリーンアップと小物メカを担当している。
高校卒業後、動画を少し手がけた後、雑誌でメカのイラストの仕事をしていたが、「Ζガンダム」にはオーディションのような形で参加することとなる。

永野護
●デザインワークス●
大河原邦男と共に、モビルスーツのベース・デザインを描き、コステュームもデザインするコンセプト・アーティスト。
宇宙戦艦アーガマ、リック・ティアス、ハンフラビ、キュベレイなどのモビルスーツか永野護によって考案 され、藤田一己がクリーンアップしている。
1960年1月21日、京都府舞鶴市生まれ。58年、「銀河漂流パイファム」と「巨神稗ゴーグ」のメカデザイナーとしてサンライズに入社。続いて「重戦機エルガイム」のキャラクターとメカニックのデサインを手がけ、注目毒された。

東潤一
 ●美術●
 前作の中村光毅を引き継いで、7年後のガンダム・ワールドをビジュアル化する。富野作品は、「聖戦士ダンバイン」から背景として参加、「重戦機エルガイム」の背景を経て、「Zガンダム」の美術を担当することに。
1957年6月30日、石川県生まれ。美大時代にセルワークのアルハイトをやったのがきっかけで、アニメーション美術の仕事をやることになる。伸間と始めたスタジオ・イースターの代表で、「名犬ジョリィ」や「子鹿物語」など、名作アニメの背景を手がける一方、「ガンダムF91」「ガンダム0083」なとハードSFの世界も描いている。

大野木寛
 ●脚本●
 前作の松崎健一に続いてスタジオぬえのメンバーとして参加1話を始め、21話「ゼータの鼓動」まで要となるエビソードを富野監督と共同で書いている。82年、「超時空要塞マクロス」の脚本(16話より)で注目され、GAINAXの大作「オネアミスの翼 王立宇宙軍」では脚本協力で参加している。

川崎知子
 ●脚本●
 第3話「カプセルの中」のシナリオを富野監督と共同で執筆「鉄腕アトム(新)の色指定から脚本家に転向したという変わりダネで、「スプーンおばさん」が脚本家デビュー作。続く「超時空騎団サザンクロス」や「魔法の妖精ベルシャ」では、女性らしい感性のあるセリフ使いが新鮮で、注目された。

丸尾みほ
 ●脚本●
 第4話から、22話まで5本分のシナリオを富野監督と共同で執筆。「ドラえもん」て脚本デビューして以来、「フクちゃん」や「パーマン」などファミリー向けの作品か多く、「Zガンダム」のようなハードな せ界観の作品は初めて。以降「魔法使いサリー」や「ちびまる子ちゃん」など元の路線に戻っている。

鈴木裕美子
 ●脚本●
 第2話より参加、23話から、遠藤明吾とふたりで書き、続編でもある「機動戦士ガンダムZZ」でも、メインライターとして続投した。日本大学文理学部出身で、脚本のデビュー作は吾妻ひでおの「おちゃめ神物語 コロコロポロン」。在学中はSF研に所属していたが、メカ物は「Zガンダム」が初めて。

平野靖士
 ●脚本●
 第12話「ジャブローの嵐」のみ、富野監督と共同で執筆。円谷プロダクションの文芸から、「アイゼ ンポーグ」で脚本家デビュー。「ザ・ウルトラマン」「ウルトラマン80」を経て、「おじゃまんが山田くん」や「キャプテン翼」を執筆。サンライズ作品か多く、“勇者シリーズ”のシリーズ構成も担当している。

遠藤明吾
 ●脚本●
 フォウ・ムラサメの登場する第17話より参加、第24話より、鈴木裕美子とふたりで分担して書いているが、第18話以外、フォウのからむ話を全部担当している。続く、「機動戦士ガンダムZZ」の、メイン ライターとして続投。途中、名前を“遠藤明範”に変更し、脚本以外にも小説家としてデビューした。

今川泰宏
 ●演出・ストーリーボード●
 第1話と第14話「アムロ再び」の演出、第10話「再会」のストーリーポードを担当。富野作品は、「戦闘メカ「ザブングル」の絵コンテから参加、「聖戦士ダンパイン」「重戦機エルガイム」では演出を手がけ、そのパワフルな効果が注目された。近作はOVAの「ジャイアント・ロポ」。

関田修
 ●演出・ストーリーボード●
 第2話より参加し、シリーズのメイン・ディレクターとして活躍。「機動戦士ガンダム」のオリジナル・メンバーでもあり、劇場版ではフロアー・ディレクターとして名前を連ねている。富野作品の常連とも言える演出家で、続く「機動戦士ガンダムZZ」の演出も手がけている。

横山広行
 ●演出・ストーリーボード●
 第3話より参加。続く「機動戦士ガンダムZZ」まで、メイン・ディレクターとして活躍している。富野作品は「重戦槻エルガイム」からのつき合い。スタジオムサシの所属で、「きまぐれオレンジ・ロード」「燃える!お兄さん」「おそ松くん」と手がける作品はパラエティに富む。

内田順久(よりひさ)
●メカニカル作画監督●
 前作にはなかった役職で、モビルスーツを中心とするメカニックな作画の修正を担当している。
1960年3月5日、神奈川県横浜市生まれ。
学生時代にアルバイトで前作の動画に参加した経験がある。「機動戦士ガンダムZZ」でもメカニカル作画監督を務め、劇場版の「逆襲のシャア」と「機動戦士ガンダムF91」では原画を担当している。メカの作画を手がけることが多いがそのキャラクターデザインも魅力的で、「獣神ライガー」や「メタルジャック」などで発揮している。

北爪宏幸
●作画監督● 
第l話を初めとするキー・アニメーター。フォウ・ムラサメの作画で注目され、続く「機動戦士ガンダムZZ」では、安彦良和に代ってキャラクターデザインを担当し、美少女エルビー・プルを生み出した。劇場版「機動戦士ガンタム逆襲のシャア」でもキャラクターデザインと作画監督を手がけ、そのクールで硬質な作画が見事にテーマと融合し、傑作を作り出した。
1961年7月24日、東京都生まれ。
湖川友謙のビーポォーに入社して「伝説巨神イデオン」の動画を描き、「聖戦士ダンパイン」で原画、「重戦機エルガイム」で作画監督デビューした。

川瀬敏文
●演出・ストーリーボード●
 第4話より参加。メイン・ディレクターとして活躍。最終回も担当し、続く「機動戦士ガンダムZZ」も続投している。サンライズの設定制作を務めた後、「重戦機エルガイム」で演出デビュー。「絶対無敵ライジンオー」、「元気爆発ガンバルガー」など”学園シリーズ”の監督を務めている。

杉島邦久
●演出・ストーリーボード●
 第5話より参加。メイン・ディレクターとして、「機勒戦士ガンダムZZ」でも活躍。サンライズに入社して、「戦闘メカ・ザブングル」や「聖戦士ダンパイン」の制作進行を務め、「重戦機エルガイム」で設定制作をしながら絵コンテを描き、演出テビューと生粋の富野ファミリーだ。

布施由美子
●編集●
 フィルム編集は、現像所からあがってきたポジフィルムをカッティングして、再構成する重要な仕事。そのセンスによって、作品のテンポはもとより出来不出来が決ってしまう。高校3年の時、バイトで編集の仕事に携わり、高校卒業後、井上編集所に所属する。映画版「逆襲のシャア」も手がける。

小林利充
●作画監督●
 第2話より参加。メイン・アニメーターとして活躍し、アニメ誌のセルワークも数多く描いている。最終回を担当し、続く「機動戦士ガンダムZZ」、劇場版「逆襲のシャア」にも参加している。手塚プロ出身で、「鉄腕アトム(新)」の動画を手がけた後、フリーとしてサンライズに参加した。

斉藤秋男
●撮影監督●
 富野監督の「無敵超人サンポット3」て撮影助手をしたのが、アニメ界に入った最初の仕事だという。その後、カメラマンを経て、撮影監督になる。前作「機動戦士ガンダム」でも撮影監督を担当し“ガンダム・ワールド”の光と影のエフェクトは知りつくしているだろう。旭プロダクション所属。

山田きさらか
●作画監督●
 第4話より参加、。続く「機動戦士ガンダムZZ」とも共、メイン・アニメーターとして活躍する。虫プロの「あしたのジョー」でアニメの世界に入り、その後タツノコプロを経て、サンライズの「戦闘メカ・ザブングル」の原画を手がける。「重戦機エルガイム」で作画監督となり、山田政妃を改名した。

金山明博
●作画監督●
 第5詣より参加。虫プロ出身のベテラン・アニメーター。「ジャングル大帝」で動画から原画になり、「あしたのジョー」や「千夜一夜物語」などに参加し、「わんばく探偵団」で作画監督デビュー。虫プロ倒産後、クツノコプロやサンライズ作品を手がけ、「コンバトラーV」では総作画監督を務めた。

梅津泰臣
●OPアニメーター●
 3巻で紹介した新オープニングの作画を手がけている。土田ブロの「おじゃまんが山田くん」で動画マンになり、「幻魔大戦」で原画、「ストップ!ひばりくん」で作画監督デビューする。「カムイの剣」「綿の国星」「レンズマン」など劇場用作品を中心に活躍している。

高島清子
●色彩設定●
 キャラクターの髪、コスチューム、メカの色などを決めセクションで、その人のセンスで世界観がかなり決められてしまう。富野作品は「聖戦士タンバイン」の39話より参加し、「重戦機エルガイム」ではファッション・センスがロックしている永野護とのコンビネーションが成功している。

内田健二
●プロデューサー●
 演出、作画など制作スタッフをマッチングし、キャラに対しての質的によいものを作る体制を作るのがプロデューサーの役割という。内田健二は、「闘将ダイモス」の制作進行から、「最強ロポ・ダイオージャ」で制作デスクになり、Zシリーズがプロデューサーとしてのデビューである。

三枝成章(さえぐさしげあき)
●音楽●
 C N Nニュースのキャスターとして注目され、司会業などもこなしている三枝成章は、1942年東 京都生まれ。東京芸術大学大学院を卒業し、クラシックから現代音楽の作曲家として活躍しているが、映画 やTVの作曲家としても注目されている。アニメーションの書楽もこれまで「鉄腕アトム(新)」や「忍者マン一平」などを手がけているが、「機動戦士Zガンダム」では、40人編成級のオーケストラやシンセサイザーを使って、スケールの大きな曲を作っている。制作には2ヵ月ほどかけて、90分ぐらいの量を作曲しているが、それは実際に画面を見て作曲しているわけではなく、作曲者自身のイメージした「Zガンダム」にもとづいて曲を書いているため、そこには”もうひとつの「Zガンダム」”を感じることができる。

鮎川麻弥(まみ)
●歌手●
 ニール・セダカが作曲したオープニング曲「Z・刻をこえて」とエンディング曲「星空のBelieve」は「重戦機エルガイム」の「風のノー・リプライ」でデビューした鮎川麻弥が引き続いて歌っている。鮎川麻弥は61年生まれのワイルドな魅力の美人。オート・レーサーとしても知られている。

森口博子
●歌手●
 Zガンダムの登場に合わせてオープニング曲も、ニール・セダカ作曲による「水の星へ愛をこめて」にチェンジしている。この曲でデビューしたのが、バラエティで活躍している森口博子である。
B面は、富野監督が作詞を担当した「銀色ドレス」。

藤野貞義
●音響監督●
 富野作品は人気声優の登龍門と呼ばれるほど、メイン・キャラクターに新人声優がキャスティングされることが多い。そこには新しいキャラクターには新しい声という概念があるだけで、その要求に応える音響監督には、キャスティング・ディレクターとしての才能が求められる。そしてそれは実行された。

池田秀一
●声優●
 シャア・アズナブルことクワトロ・バジーナ大尉役。「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものを」。前作の第1話で発したこのセリフで、シャアという主人公と敵対するキャラクターの人気は不動 のものとなった。それも池田秀一のシニカルで気品の良い声があったからこそと言える。
1949年‡2月2日生まれ。
8歳で劇団ひまわりに入団し、「次郎物語」や「路傍の石」などに主演、全国のファンを感動させて、名子役として謳われた。声優としては、シャアのイメージから貴公子然としたこ枚目二役をキャスティングされることが多い。

古谷徹
●声優●
 アムロ・レイ役。多少、抑えぎみの音質で、ゆっくりとセリフを言うアムロのイメージは、それまでのイメージ{「巨人の星」の星飛雄馬役}を中和させることに成功し、様々なキャラクターを演しることができることを立証した。後に、「ハイスクール奇面組」の春曲鈍や「きまぐれオレンジ・ロード」春日恭介役を演して、コミカルな三枚目も演じられることを見せてくれた。
1953年7月31日生まれ。
子役として映画やT Vで活躍していたが、66年「海賊王子」のキッド役でアニメ声優としてデビューした。

飛田展男(のぶお)
●声優●
 カミーユ・ビダン役。1959年11月6日、茨城県水戸生まれ。
82年「サイポット・ロポッチ」のボブ役で声優デビューし、83年「キャプテン翼」の若島津健役を演じて注目される。カミーユ役では、屈折した人物像を演じていたが、それ以外では「天空戦記シュラト」のダン、「超人ロック」のロックなど、ヒーロー然としたキャラを演している。

島津冴子
●声優●
 フォウ・ムラサメ役。哀しみと闘志を兼ねそなえた複雑な役柄だが、見事に演じて代表的キャラクターのひとりになっている。
1959年9月8日生まれ。
「タイムパトロール隊オタスケマン」のナナ役でデビュー。「戦闘メカ・サブングル」ではラグ役を演じているように、美少女役よりは勝気な女性役が似合う。

井上和彦
●声優●
 ジェリド・メサ役。カミーユ・ピタンによって、運命を狂わされた、カミーユ以上に屈折した敵役を、「伝説巨神イデオン」でハタリ役を演じた井上和彦か好演している。
1954年3月26日生まれ。
「ゲッターロポ」の脇役で声優デビューし、「新サイボーグ009」の島村ジョー役で人気を得た。二枚目風演技派。「美味しんぼ」の山岡士郎役も好評。

鈴置洋孝
●声優●
 プライト・ノア役。「無敵綱人ダイターン3」の破嵐万丈役から、一転して軍律に従おうとする青年将校役。このギャップが面白く、両方を演じてしまう演技力が素晴らしい。
1950年3月6日生まれ。
劇団薔薇座の出身で、クセのある役ほど、その真価が発揮される。

松岡ミユキ
●声優●
 ファ・ユイリィ役。劇団青年座所属で、「機動戦士Zガンダム」が文字通り、デビュー作となる。
1963年3月4日、東京都生まれ。
ファは前作のアムロに対するフラウのような存在だが、カミーユと同様に戦士として戦場に出るなど、フラウとは対極的なキャラクターで、印象深い役だといえる。

岡本麻弥
●声優●
 エマ・シーン役。軍人気質の強いカミーユの姉的な役柄だが、本人は逆に、天体観測や童話を読んだり書くことが趣味という繊細な雰囲気を持つ美少女。当時は、アニメ誌のグラビアで水着姿まで披露している。
1967年2月3日、東京都生まれ。
デビュー作は「メガゾーン23」。アーツビジョン所属。

榊原良子
●声優●
 マウアー・ファラオ、ハマーン・カーン役。富野監督と藤野音響監督だけに、対極の役柄をキャスティングしている。
1958年5月31日生まれ。
「うる星やつら」のエル、「風の谷のナウシカ」のクシャナ、パトレイバーの南雲忍、など、本人同様のセクシーな美人役が多い。ニュースステーションでのナレーションは魅力的。
「逆襲のシャア」では再びハマーンと対極的なナナイ役である。

藤井佳代子
●声優●
 ロザミア・バダム役。第2のフォウ・ムラサメとも言えるキャラクターで、文字通り精神を引き継ぎながらも、イメージを違えなければならない難しい役柄を演じている。
1961年4月21日、神奈川県生まれ。
「重戦機エルガイム」のパメラ役でデビュー。第2話ではファの母親役を演じている。

勝生真沙子
●声優●
 レコア・ロンド役。女性戦士、というより女性闘士と呼ぶにふさわしい役柄だが、その内に秘めた女性の哀しみを見せるキャラクターでもあり、その本領か発揮されていた。
1959年10月15日生まれ。
「ガラの仮面」の北島マヤ役で注目され、セクシーで、気の強い勝気な役柄を得意としている。

川村万梨阿
●声優●
 ベルトーチカ・イルマ役。アムロの恋人で、小説版「逆襲のシャア」ては、子供を身ごもるまでになる。
1961年11月21生まれ。
女優としての活動が先で、「聖戦士ダンパイン」のチャム・ファウ役で声優デビューし、富野作品の常連となる。後に歌手デビューもしている。本人はチャムとレッシイの性格そのまま。

難波圭一
●声優●
 カツ・コバヤシ役。カミーユやシャアに比べ、地味なキャラクターだが、得意とする二枚目役以外のフィールドを広げた感がある。
1957年8月26日生まれ。
劇場版「超人ロック」のロック役でデビュー。「タッチ」の上杉和也、「聖闘士星矢」のボセイドン、「キャプテン翼」のシュナイダーなどをヒットさせた。

荘真由美
●声優●
 クム役。シャアが地球から連れてきた孤児の女の子で、前作のカツ、レツ、キッカに対応するキャラクターである。OVA時代の申し子とも言える声優で、「メガゾーン23」の夢叶舞、「戦え!イクサー1」の 加納渚役で注目された。最近では、「美味しんぼ」の栗田ゆう子役で新境地を開いた。

島田敏
●声優●
 バプテマス・シロッコ役「重戦機エルガイム」のアマンダラ・カマンダラ的カリスマ性のあるキャラクターを厭味たっぷりに演じている。「エルガイム」では、チャイ・チャーとアントン・ランドー役を演じ、続く「機動戦士ガンダムZZ」ではニー役でキャスティングされている。名パイプレイヤーてある。

古川登志夫
●声優●
 カイ・シテン役。前作のキャラクターは、結婚したミライやフラウ以外はセミ・レギュラー的に参加しているが、セイラと同じく、行動を共にすることなく、ゲストとして登場した。
1946年7月16日生まれ。
「草原の少女ローラ」のカルロス役でデビュー。以降、トップ・ランキングのベテラン声優として活躍。

水谷優子
●声優●
 チェーミン・ノア、サラ・ザビアロフ役。「サラ役は初のレギュラーで、続く「機動戦士ガンダムZZ」 ではミリィ・チルダーを演じている。
1964年ll月4日生まれ。「マシンロポ・クロノスの大逆襲」のレイナ役で人気となり、「エースをねらえ2」の岡ひろみ、「ふしぎの海のナディア」のマリー役で活躍。






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