Zeonic MS-07H Gouf Flight test type (飛行試験型グフ)

 基本コンセプトは「MS を飛ばしてより機動性を向上させよう」です。MS はトットコ歩く歩行兵器なので、どうしても従来兵器より機動性が劣ります (どう考えたって、不整地突破能力や最高速度などは車両の方が優れているんじゃありませんか? 徒歩でダカールラリーに優勝した奴なんか聞いたことありませんよ、僕は)。ですが、地形に左右されにくいように飛ばしてしまえば、機動性が改善されるはずです。そこで登場するのがドダイをはじめとする、サブフライトシステムです。で、そのコンセプトをさらに押し進めると「MS を飛ばしちゃえ」と云うことに。

 結局この飛行試験は失敗するわけですが、その後「飛ばないまでも、ホバークラフトで浮かせてロケットで加速すればちっとはまし」という MSドムとして花を咲かせます。これも、「あったかもしれない」けど、「仕様ではない」機体。型番もYMS-09 (いや、試験機だから XMS ?)」だっただろうと思います。

 そう言えば、グフとドムのメーカーも違うらしい。良いのか? 企業秘密が漏洩してるぞ、ジオニックよ。

 通常のグフと同じ武装が施されていますが、これはどう考えても時期尚早です。だって「飛ぶかどうか判らない飛行試験型」だから。飛ぶかどうか判らない戦闘機に武装なんかしませんよね、普通。だからといってザクをベースにしなかったのは、おそらく隊長専用機グフの指揮管制能力や、高い姿勢制御能力、そして運動性を見込まれたからではないかと思います。地上用としてとりあえず改修した J 型ザクよりも、基本設計から徹底的に見直したグフでは素性の良さが違います。

 他の試作 MS 同様、オリジナル デザインに疑問があったので、相当変更させてもらってます。カラーリングも試作機らしく派手色に。

 んでも、こうなったら MS が人型である意味って、どれほどあるんでしょうね。疑問疑問。

 「MSV」が初出です。