saraba

 

君が撮った写真、日に焼けた日々にこんにちわ
カレイドスコープを、腰にたずさえぼくはさよなーら

ファインダー越しのワンシーン、覗き込む目の奥へ航海
網をかけても、今さら何も救い出せはしなーい

言い訳の代わり、にやけた僕のありふれたジェスチャー
逃げまどうように、出口に向かうはしごを落とした

笑い話に、片付けるには 時がまだ足りない
物語るには、独り言のようで満たされない

きみの泪に溺れかけはしない