<2006.04.20 K.Kotani>アニメの作り方 アニメの動く原理


自主アニメオンラインマニュアル

アニメの作り方


2006年04月20日

アニメの動く原理



 「アニメーション」とは、多数の少しずつ違う静止した画像をごく短い間隔で連続して見せる事により、人間の目にあたかも絵が動いて見えるように錯覚させる技術です。

 例えば、ネオンサインでは、円周の上に並んだ電球を順番に点灯させることにより、あたかも点灯している電球が円周の上を移動しているように思わせる事ができます。


 実際には個々の電球は点滅しているだけで、一切移動していません。これと同じように、段々と大きさが大きくなる円を連続してみせると円が大きくなったように感じ、だんだんとひしゃげた絵を見せると円がひしゃげたように感じます。この、止まった絵が動いて見えるように見える錯覚には一定の「くせ」があります。その「くせ」をベテランのアニメーターは経験的に心得ていて、あたかもただの絵が生きて動いているように見せるのです。この「くせ」の内容については、おいおい述べて行く予定です。

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