2002.02.18 K.Kotani>
ピピアめふアニメ教室満1年
毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌
月刊近メ像インターネット
2002年02月18日
ピピアめふアニメ教室満1年
この3月で満1年となる「ピピアめふアニメ教室」ですが、従来会場費を負担していただいていた宝塚市より、財政難に伴う予算削減の意向が伝えられています。従来全室を使用していたものが半分のみになったり、回数が削減される可能性もあります。今のところスペースを縮小しても回数は維持していく方向で交渉していく予定です。また、今年より始まった月1回の「こどもアニメ教室」は、好評につき、来期も月1回程度のペースで実施していきたいと考えています。
一般の市民対象の常設型アニメーション講座というものは、かって徳島市で試みられました。そして今回、宝塚市で始められたわけですが、最初は半期を1単位として、半期で技術習得・作品制作を行い、以後は作品制作のため時々利用するという形が考えられていました。
しかしながら半期が過ぎると結局ずーと継続して参加する方もあまり多くなく、また、全員に一斉に同じ事を教えるという学校形式の内容が、学校と違って年齢・経験・知識がばらぱらな受講生に適しているとも言えないのではないかという気もしていました。
後期が始まると、まず集まってきた人数が少ない(オリエンテーション2名)為、途中参加の方に期待をかけざるを得ず、かつ毎月1−2人追加で参加される方もあり、全員に一斉という形がますますとりづらくなった事、人数が少ないために個別指導がしやすくなった事などで、学校形式よりも、途中から随時入学・修了次第卒業という自動車学校に近い形の運営になってきました。また、初回受講時に基礎知識と作画実習、2回目からはいきなり作品制作という形が、基礎知識を順次修得してから制作という前期の形よりも受講される方にとっては面白いという面も出てきました。
現在の形ではあまり多くの方を対象に出来ないと言う部分もありますが、今後受講生が増えても10人前後ではないかと思われますので、この形式をベースに進めていきたいと考えています。
kotani@mx1.nisiq.net