2003.01.21 K.Kotani>
横浜動画倶楽部inジャングル
毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌
月刊近メ像インターネット
2003年1月21日
横浜動画倶楽部inジャングル
1月18日、大阪日本橋ジャングルインディペンデントシアターにて、横浜動画倶楽部の第三回自主アニメ上映会が行われ、会場は多数の観客で埋まりました。上映作品は全部で14本、広島で予選を通過された坂本サクさんの手書きCG組み合わせの大作「フィッシャーマン」やおなじみ静大の手書きしりとりアニメ「まる」二式」、モノクロ画面を中心とした人形アニメ「ほっとけ」から、手書き取り込みデジタルペイントのいわゆるバカアニメから、ネット上で公開されているGIFアニメをビデオ化して上映した「機動戦士のんちゃん」(既成のキャラ既成の動き既成のカットわり(これは問題ない?)既成の音楽使いまくりで普通の形で公開できないのは残念な位。最初編集センスだけで持たせているのかと思ったら後半になり動く動く。)まで、バラエティに富んだ作品構成で無料なのが不思議なくらいの内容でした。
8ミリテレシネの人形アニメ「スターゲイザー」を除いては、ほとんどの作品にパソコン処理が取り入れられていました。いわゆるアート系の作品とはかなりかけはなれたアプローチのアニメーションが目立ちましたが、「動かす」事へのこだわりが多くの作品から感じ取れました。
kotani@mx1.nisiq.net