2005.08.20 K.Kotani>
大阪ショートショートフィルムフェスティバル
毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌
月刊近メ像インターネット
2005年08月20日
大阪ショートショートフィルムフェスティバル
2005年7月29日から8月28日まで、大阪ビジネスパーク円形ホールと、国名小劇において、ショートショートフェスティバル2005 in 大阪が行われました。(現時点では進行中)。アニメーションのプログラムだけでも、飛騨国際メルヘンアニメ映像祭、ラピュタアニメーションフェスティバル、アニメ80の1分アニメ&アートアニメーション、インディーズアニメフェスタ、文化庁メディア芸術祭四プログラム、カナダアニメーションフェスティバル、アニメーションスープなどがあり、その他のブログラムにも多数のアニメーション作品が含まれ、実写特集の東京ネットムービーフェスティバル2005上映作品にはなんと「ロボット・パルタ」の保田克志さんが登場(友人に相談を受ける役でした。なにか作品素材を作りながらの会話シーンでした。)
後半の会場となった国名小劇(国際名画小劇場)は最近閉館された36席の小さな映画館ですが、ゆったり見れるシートが魅力的でした。
ほとんどの作品がフィルムでなくビデオで製作されているのは最近の傾向ですが、ただ単にフィルムでやっていた事をビデオでやるのではなく、ビデオという特徴を生かしたアニメーションへのシフトが徐々に進んでいくように思えました。背景と動画のつなぎ合わせの違和感の解消、CG特有のギラギラした質感の緩和や、きちんとしたキャラクターの動きの表現等が進んできている様です。
kotani@mx1.nisiq.net