<2005.10.10 K.Kotani>NEW BOOKS クリエーターのアニメ術


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月刊近メ像インターネット


2005年10月10日

NEW BOOKS クリエーターのアニメ術





 クリエーターのアニメ術(キネマ旬報社 2800円) G9+1著 10人合わせて616才、吉良敬三、島村達雄、福島治、鈴木伸一、一色あづる、西村緋緑司、ひこねのりお、大井文雄、古川タクの9人のベテラン兄メーター(G9)と和田敏克(+1)による共作「東京ファンタジア」のメーキングを中心として各作家のインタビュー等を掲載、合わせて本編「東京ファンタジア」(8分)と、作家へのインタビューの特典映像(115分)のDVDが付属している。ベテラン作家のみなさんも最近はコンピュータを取り入れて仕事をされるようになり、 スキャナーやマウスを使っての製作に違和感を訴える声もある一方で、パソコンを使って楽になったので「今の若い人はいいね」という声もちらほら。しかしながらアナログ時代に手描きと手作りで基礎を作った人がパソコンを使うのに対して、初めからパソコンを使ってパソコンの操作を覚えながら製作の基礎を作って行く場合では、なかなか作品製作の直感的なものがつかみにくく苦労している人も多いのも事実です。
 それぞれの作家に対するインタビューでは、アニメーションに対するなれそめから現在にいたるまでが簡潔にまとめられていて、作家に対する理解には中々役立つ内容となっている。ただし、入門書としては、これ一冊ですべてをまかなえる所まで細かくは記述されていないので、初心者の方は他の本と合わせて併読する事をお勧めする。



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