2005.10.24 K.Kotani>
字戯アニメ in 九十九物語
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月刊近メ像インターネット
2005年10月24日
字戯アニメ in 九十九物語
2005年10月23日(日)、吹田市の亥の子谷コミュニティセンターにおいて、朗読・邦楽の集いとして開催されている「九十九物語」の第7回が開催されました。会場には多数の観客がつめかける中、プログラムのひとつ宮沢賢治原作の「鹿踊りのはじまり」が上演されました。内容は日本胡弓/三弦の演奏と朗読にコーラスがつき、西俣文恵さんの字戯アニメがあわせて上映されるというものでした。字戯アニメ自体は六種類の「鹿」の甲骨文字ベースのキャラクターがストーリー展開に合わせて動く、というもので、通常は決まった時間の映画の上映に合わせて朗読(活弁?!)と演奏(伴奏)がされるというスタイルでされる事が多いものですが、ビデオの一時停止と再生ボタンの操作の組み合わせで映像の方が音に合わせてゆく、という珍しいものでした。
会場の観客の皆さんは普段のアニメ上映会と異なり、かなり年齢層の高い方が多かったのですが、朗読と演奏・コーラスの質が高かった事もあってか、自然に音と映像のコラボレーションを楽しんでおられました。
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