2008.11.03 K.Kotani>
みんなで育てるアニメーション・作る
毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌
月刊近メ像インターネット
2008年11月03日
みんなで育てるアニメーション・作る
11月3日、名古屋の名古屋大学野依記念学術交流館において、「視覚文化をめぐる学際シンポジウム・みんなで育てるアニメーション」の最終日です。この日には日本作品1.2として、プロ作家やAnimationsの新作集が上映されました。
Animationsからは作家の和田淳さんと評論家の土居伸彰氏が参加、上映後の質疑応答で制作についての質問やアニメーションに関わる事になったきっかけ等についての質問等に応じていました。
また、イベントの最後に、トリガーデバイスのワークショップ作品上映と、池側隆之さんによる制作研究トーク「モノを作る気持ちのありか」が行われました。学生による課題作品の上映と、課題の内容の説明などに続きトリガーデバイスのアニメ撮影システムの紹介、実際の制作風景の紹介と出来上がった作品が上映されました。
3日間のイベントでしたが、イベントの合間には参加者の間のコミュニケーションも十分とれるゆとりもあり、アフターイベントも含めて過不足のない充実した内容でした。毎年やるというのは大変かと思いますが、今後も期待したい内容でした。
kotani@mx1.nisiq.net