<2009.2.21 K.Kotani>レタススタジオ発売
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月刊近メ像インターネット
2009年2月21日
レタススタジオ発売
プロ用セルアニメ制作ソフト「RETAS」が、「RETAS STUDIO」として低価格化されて(160万 → 34800円は極端だが)発売されている。
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以前発売されていた「RETAS Lite」はプロ使用の機能限定版だったが今回はプロ用のフル機能付き。しかし、フリーウェアのフリーアニメスタジオがあるので、アマチュア用にどれだけ売れるのか? という気もします。
「CORE RETAS」というソフトが静止画を組み合わせて動画にする部分で、その他のソフトは原動画作画支援、スキャン、ペイントとなっています。トレス台で動画を書いた後のプロセスをパソコン化しているわけですが、セルアニメに特化しているため、ペーパーアニメや人形・粘土などの場合は使わないソフトが大半となります。
「それならば、クレイタウンやSMAその他のソフトを使えば?」という事になりますが、その系統のソフトの場合は、カメラ直結で撮影する事が前提となっているため、カメラ操作を撮影時に行う必要が有り、パンやトラックなどを正確に行う事ができません。
デジカメで大きめの画面に撮っておいて、アニメソフトでパン・トラックを行う、という作業をするのであれば、JPEGに対応した旧版のアニメスタジオII(販売終了)が使いやすいのですが、現在は入手できませんし、OSの新版にも対応していません。
フリーウェアを含め、アニメ用のソフトは一杯あるのですが、帯に短したすきに長し、でアマチュア用に使えてある程度の作品制作もできる、というソフトが欲しいものです。
kotani@mx1.nisiq.net