<2009.7.21 K.Kotani>日本アニメ学会 関西研究部会


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2009年7月21日

日本アニメ学会 関西研究部会





 7月12日(土),花園大学において、日本アニメ学会 関西アニメーション研究部会ならびに花園大学文学部 創造表現学科共催による公開研究会が開催されました。
 今回の元ネタは「七人の侍」。まず橋本淳氏による「七人の侍」の生成に関する概論が発表され,「七人の侍の原作はドボルザークの「新世界より」だった」という事等から映画の全体構成やディテール表現などについての考察が述べられました。
 次にジャクリーヌ・ベルント氏により、「七人の侍」を元にしたTVアニメ「サムライ7」と、劇場用長編アニメとTVシリーズとの比較による考察などが述べられました。
 最後に、両氏と今井隆介氏によるパネルディスカッションが行われ,「アニメーションの映画学」などを引き合いに出しつつ,活発な議論がなされました。
 アニメ学会大会の発表と比較して、時間にゆとりがあり(全体で3時間半以上)じっくりとした話が聞けるイベントでした。
 また、この後には、花園大学の新歓を兼ねた懇親会が有り,参加者は大いに議論を深めていました。
 
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