<2010.4.22 K.Kotani>花開くコリア・アニメーション
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月刊近メ像インターネット
2010年4月22日
花開くコリア・アニメーション
4月17日から23日まで、大阪・プラネット+1において、韓国インディーズアニメ上映会「花開くコリア・アニメーション」が開催されました。
プログラムは各1時間あまりの3プロ、「青春白書」「グロテスクシアター」「銀幕のパレット」です。個人的にはグロテスクシアターの「猫の口の中に飛び込む」(チェ・ジンソン)が印象に残りました。物語は少しわかりにくいのですが、どこまでも作り込んだ質感あふれる画面は圧倒的。また、銀幕のパレットの「アザー・シーズン」(ミン・ソンア)の静かな描写も、「昔だったらさぞかし手間と費用がかかったろうに」と別の意味で印象的でした。「廃棄携帯回収大作戦」(キム・ホンジュン)もめちゃくちゃパワフル画面で楽しめました。
「お散歩いこ」(キム・ヨングン、キム・イェヨン)は今回の目玉で、17日にはワークショップもあったのですが参加できず残念。視覚障害者の方が制作に参加された作品で、「感覚的映像」と一言で説明するのがもったいないような素敵な映画でした。
kotani@mx1.nisiq.net