<2010.08.10 K.Kotani>広島フェス コンペ上映終了


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2010年8月10日

広島フェス コンペ上映終了



 広島国際フェスのコンペ上映も今日で終了、昨日まではマニア好みの作品が少なく、一時はどうなるかと思いましたが、本日は大サービス。

フェスの看板の裏側はこうなっています。

 まず「機関車急降下」の「ラナウェイ」いったいこんな急勾配急カーブを普段どう走っているのかと思いつつ、機関車暴走、急降下では「90度」で降下(それは「落下」ちゃうか?)(それで加速はせえへんやろう!)。
 一転「ダニーボーイ」では首なし人の国で奇形児の首あり人がギロチンを作って首を落とし、彼女と結ばれるという無茶苦茶なハッピーエンド、なぜかラストでは花火の様にツインタワーの片方に旅客機が突っ込んで爆発してるし。
 「ウルブス」では、拍手に変わって出品者に「狼の遠吠え」が観客有志多数から送られるし。
 「キッチン・ディメンションズ」では、たかが朝飯に深ーい3D解析画像が駆使され、(NFBの「ユニバース」みたい)動きの楽しさを堪能できる。
 各賞はどうなるか知りませんが、バカ受け系の連発でした。
 この他、日本では二作品が今日の予選で上映されました。
 今回はコンペ・学生特集に日本勢では「東京芸大」のロゴの入った作品が目立った。機材と環境が整い、才能のある人材を揃えて、適切に指導すれば、国際フェスといえども予選通過は狙って可能、という事でしょう。

 全作品を見れないとか、上映のサイズがおかしいとか、翻訳が不十分とかいろいろありますが、とりあえずフェスがあるだけで十分! あとはファンで盛り上げれば良いのでは、という気もします。

 ファンと一緒にカメラに納まる名誉会長のラウル・セルベ氏

 この原稿を打っている今、西村ビルではASIFAのパーティーが行われており、(もう終わったか?)(今年はラッピー友の会の飲み会は無し???)コンペの各賞選考が進んでいます。
 明日はグランプリその他の賞が発表されます。

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