<2010.11.23 K.Kotani><HR>アニメ系学生減少?
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月刊近メ像インターネット
2010年11月23日
アニメ系学生減少?
数年前まで「こんなにどんどん増やして大丈夫か」と思われていた、「大学でアニメーションを学ぶ学生」がついに減少に向かっているらしい。
減少面としては宝塚造形芸術大学(現宝塚大学)と京都造形芸術大学の短期大学部が4大に吸収される形で無くなっていたり、京都造形芸術大学の通信過程が募集を終了していたりする程度で、四年制大学では盛大にやっているイメージはあるのだが、教員の方に聞いたりすると、どんどん学生が増えていた時期は終わり、落ち着いてきたような感じではある。
学校のイベントなどの企画を上げても、前の「アニメーションなら何でもOK」の勢いではなく、いろいろと審査が厳しくなっているようだ。
ピピアめふアニメ教室でも最近学生の方の受講者が減って、「大学での体制が整ったせい?」と思っていたのだが、そうばかりでもないらしい。
一方、ここ数年に卒業された方の個人作品や、学生作品などを見ると、学生の皆さんのレベルは格段に上がっており、「アニメーションをやったらなんとかなる」という認識から、「アニメーションでも、ちゃんとできないとだめ」という認識になってきて、勢いで進学される方がどーんと減って、ちゃんと分かって進学される方が増えて、差し引きマイナスになっているというのが現状ではないだろうか。
