2011.07.07 K.Kotani>
MacintoshとUSBカメラ
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月刊近メ像インターネット
2010年07月07日
MacintoshとUSBカメラ
Macintosh用のUSBカメラが中々見つからない(あっても高かった)のだが、最近安いカメラも出で入るという事が判明したので、テストで購入してみた。「USB2.0の拡張規格である「UVC(USBビデオクラス)」に準拠」しているとの事で、一定のOSでは専用ドライバーのインストールなしで使えるというふれこみだ。
パソコンはiBOOK G4,OSは10.4.11。
写真右はエレコムの30万画素・プラスチックレンズのUCAM-DLT30Hというカメラ。在庫処分で980円という事なので迷わずに購入。Macにつないで「EzCAP CAPTURE」というビデオキャプチャ用のソフトを起動すると、画面がでた。
意外ときれいに写る。ピントもマニュアルフォーカスで、固定で撮影できる。
写真左は同じくエレコムの200万画素・ガラスレンズのUCAM-DLA200Hというカメラ。こちらもマニュアルフォーカス。web上ではガラスレンズとプラスチックレンズでは「異次元」の写りの違いがある、という事らしいが、どうだろうか。通販で送料込み、1887円(安い・・・・)
一見、違いはあまり無い?!
しかし、周辺部を比較すると・・・
画素数ではなくレンズの性能の差と思われるが、プラスチックレンズの方はピントが流れてはっきりと見えない。色もにじんでいるようだ。新聞記事で比較してみる。
プラスチックレンズ。字が読めるのは中心部のみで他はぼやっとしてしまう。ガラスレンズだと・・
周辺の本文はさすがに読めないが、ピントが来ているのは分かる。
残念ながら、露出の調整がパソコン側からはできず、カメラ本体には操作部が無い為、ガラスレンズのカメラでも、人形やクレイアニメなどのきっちりとした撮影は無理なようだ。しかし割り切って使用する分には十分だと思える。framebyframeと組み合わせて使用して、動画のテストなどにも活用できそうだし、個人レベルでの簡易な作品制作には十分な機能だ。
プラスチックレンズのチープな写りも、逆用して超接写のクレイアニメなどを作ったら、面白いかも知れない。
(30万画素で撮った1円玉と5円玉です)