2011.10.02 K.Kotani>
第23回CGアニメコンテスト
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月刊近メ像インターネット
2010年10月02日
第23回CGアニメコンテスト
10月1日から2日まで,京都コンピュータ学院京都駅前本館大ホールにおいて、第23回CGアニメコンテスト入選作品上映会と関連イベントが行われました。
初日は入選作品の内2日上映分をのぞく作品の上映と、佳作・外伝作品の上映など、2日目は入選作品の 中から日本代表として選ばれた5作品と、フランス選抜5作品によるCGアニカップ・日仏親善試合が行われました。CGアニカップは会場の拍手と審査員の判定を加味して勝敗を決めるというもので、今年は4対1で日本の圧勝、日本の三年連続優勝という形になりました。しかし、ここまで傾向の違う作品を「対戦」させて勝敗を決める、というのは難しく、「対戦」の形をとって、作品の鑑賞を楽しむ、というところでしょうか。
CGアニメの作品が一般の作品と見分けがつかなくなって久しく、作品も「いかにもCG」という作品は影をひそめ、会場もコンピュータ同好会のお祭りのような雰囲気は若干薄れていました。CGアニメコンテストが始まった頃は、CGアニメは「未来」の可能性でしたが、現在では、「今、みんなが使っているもの」になったというところでしょうか。
会場一階のホールには、歴史的なコンピュータ(メイン・フレームとか言われていたやつ)や、パソコンが「マイコン」と呼ばれていた時代の8ビット機なども展示されていて、感慨深いものがありました。