<2011.10.14 K.Kotani>ヤン&エヴァ シュバンクマイエル展 〜映画とその周辺〜
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2010年10月14日
ヤン&エヴァ シュバンクマイエル展 〜映画とその周辺〜
10月7日より、10月23日まで、京都の京都文化博物館別館ホールにて、「ヤン&エヴァ シュバンクマイエル展 〜映画とその周辺〜」が開催されています。会場は多数の来場者で賑わっていました。
前期・後期と分けて開催されるこの展示ですが、今回後期の展示は「〜映画とその周辺〜」として、映画の素材、セット、絵コンテを中心に、平面画・立体造形などが展示されていました。
「ファウスト」のセットそのままとか、手で回して動かせるパラパラまんが(というには絵がシュールすぎるが)マシンとか(触れるというのがすごい!)が所せましと並べられていました。また、「ていねいに触ってご鑑賞ください」という額に埋め込まれたような半立体もあり、「これって手あかはつかないのか?」と思いつつそろりとなでてしまいました。
後期は2階にも展示があり、エヴァ・シュバンクマイエルの絵画を中心に展示されていました。
しかしまあ、なんというか「生殖器」をテーマにした作品がやたらと多く、「ゾウリムシ」のようなディテールの絵画など、「これがうにょうにょ動いたら、さぞいやらしい事だろうなあ」と想像してしまいました。
この展示に合わせ、京都・大阪・神戸で新作長編「サヴァイヴング・ライフ」が公開されています。また、 デディケイト トゥ シュバンクマイエル展として、シュバンクマイエルへの映像オマージュ作品や立体・平面作品、映像素材などの展示・上映が大阪・京都で開催されています。
