2012.07.07 K.Kotani>
マンガミュージアムで研究会
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月刊近メ像インターネット
2012年07月17日
マンガミュージアムで研究会
7月14日、京都国際マンガミュージアムにおいて、京都精華大学国際マンガ研究センター / 京都精華大学マンガ研究科の主催で、「公開研究会 アニメーション研究の諸相」が開催され、3つの研究発表と質疑応答がなされました。
「ファンタジアの日本上映」と、「アニメーションにおける声」「一般大学におけるアニメ制作実習」についての発表があり、「ファンタジア」では、戦争で占領地や拿捕した船舶の積み荷から押収したフィルムをいろんな所で「あなたにだけ、こっそり秘密で」見せていたのが戦後一斉にいっぱい見ていた事が判明したり、「声」では、来場されていた竹宮恵子先生が「代表作のアニメ化された主人公の声が「のび太」と一緒で困った」というような発言があったり、「アニメ制作実習」では、使っているソフト「クレイタウン」で使えるビデオカメラが現行機種では無くなってしまっている、などという事が語られました。
その後行われた懇親会も大いに盛り上がり、今後の皆さんの研究の結果が楽しみです。