<2012.08.29 K.Kotani>広島でフレデリック・バック展


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2012年08月29日

広島でフレデリック・バック展





 広島県立美術館 3Fにおいて、9月17日まで、「フレデリック・バック展」が開催されています。


 1F受付前では、「クラック!」の椅子がお出迎え。座って記念撮影もできます。


 館内では、初期のスケッチ、美術学校時代の習作、バックが訪れた各地で描いた風景画などが時代に沿って展示され、「絵を描くのが好きでたまらない」画家の人生が綴られています。展示は戦前から戦後にかけて、ドイツ占領下から解放されたフランス、遺棄されたM4シャーマン戦車(これを「箱絵」にしたプラモがありそう)などを経て、大西洋を渡り、さらにカナダを横断していく過程に描いた絵が続き、広島フェスの「アニメ」に疲れた目には「静止画」がありがたい。
 ようやくアニメーションのコーナーにたどり着くと、以前広島フェスでも展示されていた半透明セルの原画がずらりと展示されていました。




 最終コーナーでは紙コップで作るトーテムポールのコーナーがあり、一人一個ずつ自由に描いて積み上げて行く事ができます。(ここも写真撮影可)

 日本ではアニメーション作家として知られるバックですが、「お絵描き大好き」人間が、「朝から晩まで絵を描ける」アニメーションと出会うまでの歴史がよくわかる展示でした。

 
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